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20年、人々を感動させ続けた「何か」とはなにか?

LUNKHEADにしか感動させられない心の場所の話

この文章を読んでくれてありがとうございます。

そんな音楽文好きなあなたに、今回伝えたいことはただひとつです。

「LUNKHEAD(ランクヘッド)というバンド、めちゃくちゃ良いバンドなんで、よかったら聴いてみて下さい。」

です。

「何?急に?。そんなバンド、初めて聞いた。」
「ランクヘッド?なんか名前ぐらいは聞いたことあるような、、、。」
「ランクヘッドかー、昔聴いてたなー、懐かしいな。」
「ランクヘッド、好きです!!」

と、反応は様々だと思いますが、これからLUNKHEADを聴いていただきたい理由についてと、LUNKHEADの魅力等々を書こうと思うのですが、なんなら今からこの駄文を閉じ、YouTubeをポチッと開き、『らんくへっど』と検索していただいて、何の曲聴けばいいかわかんない、という方は『らんくへっど いきているから』と検索していただいて、聴いてみていただきたいです。

もちろん、音楽なので、なにをもって「イイね」とするかはその人次第。聴いてみて、その上での感想は自由だと思うのですが、聴かれずにいるのは非常にもったいないバンドなのです。

しかも、「いきているから」のMVの映像はライヴ仕立てになっており、ライヴの空気感まで楽しめてしまうという、初見の方には特にお得なMVになっております 笑。

そんな「いきているから」は、ランクヘッドの長い歴史のなかでもアンセムと呼ぶべき大名曲だと思うのですが、冒頭はこんなアツい歌詞からはじまります。

≪ひとつだけ信じたいことを / それだけは信じるために / 僕らはいつの日も / なにもない闇を睨み続けた≫

この曲についてバンドのVo,Gt小高さんは、

“「ひとつだけ信じたい事」ってなんですか?ってよく聞かれるんですが、それは、LUNKHEADのライブに何かを求めに来てくれる皆が、そこにちゃんと自分の居場所を見つけられるような、そんなバンドでありたいっていう思いです。それだけは守りたいし信じたい。”

と、コメントしています。

LUNKHEADはそんなファンの居場所を守り続けて、信じつづけて今年20周年。

そんな、おめでたい年なのですが、その小高さんが言う「居場所」が今なんと、窮地に立たされているというのです。

窮地についての詳しい内容はここでは割愛しますが、内容が気になる方は、公式ブログを読んでみてください。

僕は、そんなVo,Gt小高さんのブログを読んで衝撃を受けました。

そして、僕が思ったことは、

「ランクヘッドをもっと多くの人に聴いてみて欲しい。」

ということでした。

結成から20年ということは、20年もの間、人々を感動させ続けてきたということ。

運などではなく、きっと、そこに人々を感動させ続ける「なにか」があるんだと思います。

その「なにか」とは、なにか?

シャレではありません 笑。

その「なにか」について僕なりに書きたいと思います。

LUNKHEADは僕の中では、「生きること」を「等身大で、かっこつけずに」歌うバンドです。

生きる喜びと、生きる悲しみ。

生きているから、嬉しくもなるし、楽しくもなる。

生きているから、悲しくもなるし、後悔もある。

そんな、生きていること全てを歌うバンドです。

特に悲しみや、後悔は、人の弱さともとれる感情。

そんなことを歌う時、少しはためらったり、かっこつけたり、濁したくなるものですが、LUNKHEADは1mmもためらわない、1mmもかっこつけない、1mmも濁さない。

悲しいなら、悲しいまま、後悔したなら、後悔したまま、人の弱さを、そのまま等身大に歌います。

人によっては、それはダサい、とも言える行為かもしれません。

でも、LUNKHEADはそのダサい行為を、ロックという魔法にかけて、最高にかっこいいものに昇華してしまいます。

だから、楽曲を聴くと、

「あ、なんか、ダサくてもいいじゃん。弱くてもいいじゃん。悲しくてもいいじゃん。むしろ、それってかっこいいじゃん。」

なんて、勘違いさせられます 笑。

そう、だから、結成から20年たった今でも、LUNKHEADはとても「青い」です。サウンド面は確かに成熟している感がありますが、歌っていることの本質は、とても20年のキャリアがあるとも思えないくらい「青クサい」感じがプンプンします。

それは、生きていることを、弱さも後悔ものせて、そのまま、等身大で歌っている、鮮度の表れだと思います。

20年もキャリアがありつつも、毎日鮮度100%のバンドなのです。

そして、先程の大名曲「いきているから」で、Vo,Gt小高さんはこう歌い切っています。

≪悲しみの向こうで / すべてを抱えて / 僕らは笑える / 生きている≫

と。

この「いきているから」の歌詞の一節が、LUNKHEADの信念であるかのように、全ての楽曲に宿っていると、僕は思います。

≪もうだめだ打ちのめされた / そこが僕の始まりだった / 誰もいないこの場所で / 独りきりで誓いをたてた≫ 
前進/僕/戦場へ

≪不安なんだよ、そんな事 / 生きてるんだぜ無くなりゃしねえよ / 飛び方なら細胞が全部知ってる≫
ENTRANCE

≪いつしか僕らは知ってしまった / 悲しみは無くならないってこと / 僕らの命が平等なんかじゃないこと / だから神様がわざと心を / 弱く淋しく創ってくれた / 僕らが独りでいきていかないように≫
スモールワールド

≪涙こぼして僕ら生まれる / 涙こぼして僕らは生きる / 迷い苦しみ僕らは生きる / 笑い喜びあなたと生きる≫
僕らは生きる

そう、こんな風に。

生きる悲しみ、弱さのその先に、生きる喜び、強さがある、ということ。

そして、それがいきている、ということなんだと。

僕がLUNKHEADに出会ったのは、今から10年以上前、大学生の頃でした。

たしか、友達の紹介だったと思います。

某CDレンタルショップ、ツ〇ヤで彼らのCDを借りて、大学生という多感な時期に、彼らの楽曲達にだいぶ救われました。

人に言えない悲しみや、後悔。10代~20代に特に抱えるそんな面倒くさい様々な感情に、日々向き合っていた時でもありました。

周囲にいる人たちがやたら自分よりキラキラして見えるし、こんな面倒な気持ち抱えているのは自分だけなんじゃないかって思うような、そんな時期。

そんな時、彼らの楽曲は、そんな自分の「面倒くさいところ」にまっすぐに響いてきて、自分だけじゃないんだ、悲しくていいんだ、後悔してもいいんだ、迷っていいんだ、がんばろう、と思えました。

まだ出会ったこともないのに、LUNKHEADという存在と深く繋がったように思えました。

それは、友達とも、親友とも違う、憧れとも違う、音楽特有の不思議な繋がりだったと思います。

音楽好きなあなたなら、この繋がった感覚、分かっていただけると思います。

誤解を恐れず言えば、先程も言った通り、LUNKHEADは見方によっては、ダサいとも、面倒くさい、とも形容できるようなバンドであり、ともすれば重い、ともとれるし、万人に好かれるような音楽ではないかもしれません。

でも、やっぱり、LUNKHEADにしか感動させらない、心の場所が、あると僕は思います。

LUNKHEADにしか歌えない歌がある。

だから、きっとLUNKHEADの音楽を必要としている人がいるはずで、それは20年間ファンと繋がり、活動を続けてきたことが、何よりの証明だと思います。

そんな、LUNKHEADの音楽を必要としている人達の「居場所」が、これからも続いていって欲しい。「生きる喜びと、生きる悲しみ」を抱える全ての人にLUNKHEADの音楽が届いて欲しい。そんな願いを込めて、この文章を書きました。

現在、彼らは最新アルバム「plusequal」を引っ提げてのライヴツアー真っ最中。ファイナルは7/19恵比寿リキッドルーム。

≪現実や限界や諦めが / これからも僕らを飼い馴らそうとしてくるだろう / でも君となら / 僕らなら / こんな夜を切り裂いて / 震えるようなもっと凄い景色を見に行こうぜ / そう 君となら≫
共犯

この歌のように、きっと、震えるようなもっと凄い景色、をみせてくれるはず。

そして、最新アルバムのラストで彼らはこう、締めくくっています。

≪抗い続けよう / 僕らのこの弱く儚い心で / 喜び続けよう / たとえ世界が憎しみに溢れても / あなたと笑い続けよう / 僕らのこの固く揺るがない心で / 喜び続けよう / それだけがこの無力な僕らに許された / 小さな反逆≫
小さな反逆

この歌詞の中で、一人称を「僕」ではなく、「僕ら」としているところが、またニクいですね。面倒クサさがでてますね 笑。

そう、音楽で繋がれたファン達も含めて、LUNKHEADはこれからもきっと「小さな反逆」を続けていくんだと思います。

もちろん、僕もその一人でいたいと思います。

最後までお付き合いいだき、ありがとうございました。

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