2243 件掲載中 月間賞発表 毎月10日
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

BABYMETALを考える

ライブを体験したからこそ出た結論

BABYMETALはアイドルなのか? ヘヴィ・メタル・バンドなのか?

世間一般からすれば本当にどうでもいい事なのだが、筆者にとっては重要な事である。分かる人には分かってもらえると思う。

さて、議論され尽くした感もあるこの問題。ライブを体験したことで、ようやく自身の中で結論を出せた気がする。

30年以上ヘヴィ・メタルを聴いてきた経験から、BABYMETALの出すサウンドは、間違いなく一流のヘヴィ・メタルだと確信していた。
特にセカンド・アルバムの完成度は素晴らしかった。
また、ライブを収録したDVDなどの映像作品からは、神バンドの演奏技術とSU-METALの歌唱力が、世界のヘヴィ・メタル・シーンの中でもトップクラスであることが伝わってきた。
そして、BABYMETALとしてピークを迎えたのが、LIVE AT TOKYO DOMEであろう。残念ながら映像でしか体験できていないが、このライブの充実ぶりは、とても10代の少女のパフォーマンスとは思えない。

一部の曲のメロディや歌詞が、従来のヘヴィ・メタルの定義から大きく外れているとは言え、これまで述べた事だけを考えれば、BABYMETALはヘヴィ・メタル・バンドと言いきって良いだろう。問題はSU-METALの両隣りで踊っている、YUIMETALとMOAMETALである。

この2人がとにかく可愛い。
顔だけではなく、そのダンスも合いの手も、とにかく可愛いのである。

うーん、これはマズイ。
いや、別にマズくは無いのだが、あまり大手を振ってライブに行くとは言えない状況だ。
ちなみに、YUIMETALとMOAMETALは、うちの娘と同い年である。

その状況が変わったのが、YUIMETALの脱退だった。
この脱退が理由なのかは分からないが、2人になったBABYMETALのイメージが大きく変わった。

そこには、アイドルとしてのイメージなど微塵も残っていなかった。本当にカッコよく、美しいヘヴィ・メタル・バンドになっていたのである。

私は思った。
これでライブに行ける!

2019年6月28日、筆者は横浜アリーナにいた。そして、そのステージには、3人のBABYMETALが立ったのである。

BABYMETALはアイドルだった。

3人によるパフォーマンスは美しく、凄まじいオーラを放っていた。そして、可愛かった。
BABYMETALは可愛いのである。
この要素が抜けてしまったら、単なるカッコいいヘヴィ・メタル・バンドになるだけだったのだ。

新たなメンバーについては、サポートメンバーとしての扱いになるようだ。この体制がいつまで続くのか、近いうちに正式メンバーが決まるのか、現時点では全く分からない。しかし、筆者が観た横浜アリーナ初日はもちろん、2日目のステージに立ったサポートメンバーのパフォーマンスも、概ね好評なようである。
グラストンベリーの評価が楽しみだ。

BABYMETALはアイドルである。

硬派なロック・ファンが、自信を持ってファンであることを公言できる、数少ないアイドルである。
なお、他のアイドルのことは全く知らない。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい