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もうミスチルファンをやめようと決めた日

2019年6月2日、梅雨、沖縄。真正面でMr.Childrenと対峙して。

 
2019年6月2日、梅雨、沖縄。
ミスチルファンを引退しようと思った。
ミスチルファンをやめたくなった。
 

こんなはずではなかった。
 

Mr.Childrenは間違いなくわたしの生きがいで、生きる意味で、わたしの芯のような核のようなもので、わたしのへっぽこで弱い心を支えてくれる存在で、悩めるわたしを救ってくれる存在で、ミスチルの音楽さえあればそれだけで人生が豊かになる、ミスチルの音楽さえあればどんなところへでも行ける、そんな大切で大事で唯一無二の存在だったのに。Mr.Childrenのファンをやめるというのはあんぱんのあんこを抜くということであり、エビフライのエビを抜くということに等しい。あんぱんはあんぱんでなくなる。エビフライはエビフライでなくなる。わたしはわたしでなくなる。それくらい根本的でこの先絶対に揺るがないはずのことだったのに。

2019年5月12日の京セラ公演に参加し、Mr.Childrenの歩みが止まる日、彼ら4人の新しい音がもう二度と鳴らなくなる日、Mr.Children全員がいなくなってしまう日を想像してしまいそんなの絶対に嫌だ自分はその先生きていけるのか生きていけるはずがないと思いつつも「もう明日音が鳴らせなくなってもひとつも後悔しない」という彼らの圧倒的な覚悟を目の前にして「それならば4人の音が鳴らなくなるその日まで絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に最後まで全力でついていく」と決心したのに。
 

なのに2019年6月2日、
自らをMr.Childrenと切り離してしまってもいいと思ってしまった。
 

切り離してしまいたいと思った。
 

切り離したかった。
 

もう二度と、彼らの音を聴きたくなかった。
もう二度と、彼らの姿を見たくなかった。
CDの音も聴きたくない。
写真も画像も見たくない。
ライブで生の音を聴きたくない。
ライブで生の声を聴きたくない。
ライブで生の4人の姿を見たくない。

もう二度と、彼らの音が聴けなくてもいい。
もう二度と、彼らの姿を見られなくてもいい。
CDの音が聴けなくてもいい。
写真も画像も見られなくてもいい。
ライブで生の音が聴けなくてもいい。
ライブで生の声が聴けなくてもいい。
ライブで生の4人の姿が見られなくてもいい。
 

もう、今の自分の記憶に他のMr.Childrenを上書きしたくない。
 

入り口でスマホをかざし、レシートが出てきて、わたしはそのレシートを見られなかったし、そもそも見るつもりがなかった。見る勇気がなかった。それは同行者にも事前に伝えていた。だから同行者がレシートを確認した。彼女は目を見開き、沈黙のあと声を震わせながら「鳥肌が・・・」と一言だけ漏らし、本当に一面鳥肌の立った腕を黙って見せてきた。間違いない。鳥肌の代表選手のような見事な鳥肌だ。そして彼女は静かに座席表を見に行った。彼女は静かに座席表を眺めた後「水買うわ。」と一言だけ言い、会場への入り口前の水売り場で1本200円もする水を買った。水が1本200円というのは夢のネズミの国だけの話だと思っていた。まあここも夢のネズミの国みたいなもんか。夢をみせてもらってるんだもんな。そして彼女はコンビニの2倍する超高級ミネラルウォーターを、頼んでもないのに私の分まで買って私に手渡した。私は戸惑った。既に私も自分の水分は用意していた。わたしの持つペットボトルは2本になった。何のためにこんなに水分がいるんだ。でも多分彼女はその答えをもう知っている。「私が席まで案内するわ。」と言葉短く彼女は言い、2人で沖縄コンベンションセンター展示棟の中に入った。狭かった。当選したその瞬間から何百回も某検索エンジンの画像検索で見て既に脳裏に焼き付いているあの会場が今目の前に広がっている。彼女はわたしの二歩前を歩く。黙ってアリーナ席の方へ歩いて行く。わたしは黙って着いていった。そしてある通路の前に立ち止まった。そしてステージのある方へゆっくりと歩いていく。一体どこで歩みが止まるんだろう。そんなことを思いながらただ着いていった。どんどんステージが近づいてくる。ある所で彼女の歩みが止まった。椅子に貼ってある小さな紙を見る。6列目。そうか。6列目なのか。変に冷静な自分がいた。自分で言うのも本当に気持ち悪い話だけど、この2019年6月2日の公演が当選したメールを見たその瞬間になんとなく自分の中で分かっていた。「これはアリーナの1桁台な気がする」。ただの直感であり勘。何の根拠もない。ただそのメールを見た瞬間に直感的に「この日が自分のミスチルファンとしての集大成になる日がする」というのはなんとなくわかっていた。今まで行ったことのある一番小さな会場はキャパ1万人弱のサンドーム福井。それでもどうにかなりそうだったのに、今回はキャパ3000人。その時点でもう自分のミスチルファン人生で最高の一日になることは確定してしまっていた。そして本当に根拠のないただの予感。今回が集大成になる。でもそれがあったから不思議と冷静だった。既に6列目の端には他の人が着席していた。すみませんと断って6列目に足を踏み入れる。「ここだ・・・」と同行者の彼女が言った。そうか、彼女が30番で私が29番か。ここで初めて自分のレシートを見た。ああ本当だ。6列目の29番だ。そう書いてある。不思議と驚きも興奮もない。そうか。やっぱりそうだったか。なんか最近本当に変な勘がよく当たるんだよな。自分でも怖いくらい。運が良いのかなんなのかよくわからないけど、ここまで良いことばっかりあると本当に次は何かすごく悪いことが起きるんじゃないかと底知れぬ不安に襲われるタイプの性格なんだよなわたしは。2月に10年ぶりくらいにインフルエンザになって有休を5日もつかったのが厄落としになって、今良いことばっかり起こるのかな。怖いなぁ。と思いながら椅子の背もたれに貼ってある小さな紙と自分のレシートの番号を確認し、ステージを振り返った。
 

自分の直線上にマイクスタンドがあった。
 

正確に言うと、28番の椅子と29番の椅子の間の隙間の一直線上にマイクスタンドがあった。立ち尽くしたまま「はあ・・・?」と会場に入ってから初めて声が出た。「あのマイクスタンドの所で桜井さんが歌うんですか?」とバカみたいな質問を同行者にした。「それであの右のマイクスタンドの所にナカケーがいて、左のマイクスタンドの所に田原さんがいて、あのドラムの所にJENが座るんですか?」またバカな質問をした。脳が全く理解できない。前を向いて突っ立つと、首を動かさなくても3本のマイクスタンドとドラムセットが視界に全部きれいに入る。自分の視界に全て入る。どういうことだ。どういうことなんだこれは。本当に本当の意味で正面だ。椅子にヘナヘナと座り込んだ。呆然と前を見た。暗いステージの上。間違いなく黒い1本のスタンドが自分の真正面にある。自分の一直線上にある。分かる。あのど真ん中に置いてあるスピーカーのちょうど真ん中になるようにマイクスタンドが置いてある。ああそうか。ここが中心なのか。アリーナの1桁列だというのは自分の変な勘のおかげでなんとなくわかっていたけど、そうか。真正面と来たか。一直線上と来たか。そこまでは全く予想してもいなかったし考えてもいなかった。何列目ということしか考えていなかった。そうか。正面ってこういうことなのか。そもそも正面という概念があるんだな。ライブに。いつもは花道があるからそんなこと考えてもいなかった。何列目かしか考えたことがなかった。というかライブに行けること自体が人生の幸せそのものなので席がどこだとかはオマケ程度にしか考えたことがなかった。正面だ。あのマイクスタンドの所に桜井さんが来るのか。そうか。ちょっと全くよく分からないな。どうなるんだ自分は。そんなことを思いながら天井を見上げた。沖縄コンベンションセンター展示棟の天井の中心部、おへそのようなへこみが自分の真上にある気がした。ああそうか。そういうことか。ここが沖縄コンベンションセンターの「CENTER OF UNIVERSE」なんだな。そうなんだな。そんなバカみたいなことを真剣に思ってしまった。
 

事態が飲み込めないまま時が過ぎる。飲み込めるはずがない。あと30分。あと10分。残り10分からは時計も見られなかった。怖かった。震えた。このあと一体自分の目の前にどんな光景が広がるのか想像もできなかった。
 

桜井さんの声出しがステージ裏の左側から聴こえた。ああそうか。裏からマイクなしの生声が聴こえるくらい、今私と桜井さんは物理的に近づいてしまっている。だめだなぁ。もう許されない距離まで近づいてしまっている気がする。太陽に近づきすぎた鳥は翼をもがれるみたいな話があるけど、今自分はそういう状況なのかもしれない。そうかこういうことか。もう近づいてはいけない距離まで近づいてしまっているんだな。少なくとも私はここまで近づいてはいけない人間だったと思う。なんでだろう。なんでわたしは今日この場所に立つことになったんだろう。神様がいるとしたら一体何のためにこんなことをしたのだろう。メンバーが声を掛け合い、テンションを、ボルテージを高めている生の声が、スタッフの拍手が、全部自分の耳に入ってくる。声だけなのにステージ裏の熱が伝わってくる。そうか。もうここはそういう場所なんだな。そういう場所に私は来てしまったんだ。覚悟を決めた。
 

もうここからは細かいことや順番は覚えていないし自分の中ではもはやそんなことが、細かいことや順番が、正確である必要もない。
 

暗闇の中、田原さんが一人で登場し、ギターソロが始まる。スポットライトが田原さんを照らす。桜井さん以外のサポートメンバーとメンバーがステージに出てくる。なんだこれ。なんだこれ。なんなんだこれ。みんな人間の大きさをしている。田原さんのギターを弾く手の動きが、指の動きが全部見える。人間の大きさで。髪質が、腕の筋肉が、腕の血管が、首筋が、指の細さが、手の甲のしわが、爪の形が、まばたきが、表情が、全部全部全部わかる。見える。

暗闇の中、桜井さんが、JENと田原さんの間から歩いて出てきた。

ああ、桜井さんだ。これが桜井さんなんだ。

今までライブで何回も見たことがあるはずなのに。
2011年、20歳、広島ビッグアーチで初めて桜井さんを見たはずなのに。
今、初めて桜井さんを見たと確信した。
 

私は今初めて、桜井さんを見た。
 

スタンドマイクの前に桜井さんが静かに立つ。
 

ああそうか。これが桜井さんだったのか。
まだ暗いからちょっとよくわからないけど。
マイクスタンドだけあった時はもうちょっと距離があるかと思ったけど。
そうか。こんなに近いんだな。
もうだめだ。もうこれはだめだ。わたしに許される距離ではない。

JENのカウント。

イントロの一音目が鳴ると同時に真っ白な照明が全部つき視界が明るく照らされる。バァン!という音と共に銀色の紙吹雪が高く舞う。
 

銀色の紙吹雪が舞い、一面がきらめく中、そこに桜井さんが立っていた。
 

初めて桜井さんの顔が見えた。そうか。そうだったのか。桜井さんは人間だったんだ。今間違いなく、桜井さんが人間の大きさで見える。自分と同じ人間の大きさでそこに立っている。今まではどちらかというと神様に近い方の存在だと思っていたけど、ああそうか、桜井さんも私も同じ人間だったんだ。人間の大きさをしていたんだな。桜井さんは。

泣くとか泣かないとかそんな次元の話ではない。そんなことも考えられない。涙は意思もなく勝手に流れる。今目の前に桜井さんが人間の大きさをして立っている。頭の先からつま先まで全部が見える。髪の毛の質感、髪の毛の束の感じ、前髪の分け目、おでこ、眉毛の感じ、まぶた、目の大きさ、鼻の高さ、ほっぺた、唇の感じ、歯の白さ、歯並び、輪郭、顔の大きさ、横顔、首筋、鎖骨のくぼみ、肩の出っ張り具合、肘の尖り具合、腕の筋、腕の皮膚の質感、腕の血管、掌の大きさ、指の太さ、爪の形、衣装のベストのストライプの本数、太ももの太さ、膝の感じ、ふくらはぎの太さ、靴のサイズ。ステップを踏むたびに桜井さんの体が揺れ動く。そうか、桜井さんも人間なんだからステップを踏んだらこういう風に体が動くんだ。桜井さんの関節ってこんな風に曲がるんだ。桜井さんがマイクを持つとき、桜井さんの腕の筋肉はこういう風になるんだ。桜井さんの全てがここからは見える。間違いなく人間対人間の大きさで見える。何を見ればいい。どこを見ればいい。何を考えればいい。そうか、こんな表情で歌っているんだ、こんな表情をしているんだ。こんな表情なんだなぁ。もう目の前に桜井さんがいて自分がここにいること以外何も考えられない。いや、それすら考えられない。無我夢中。自分が何をしていたかなんて覚えていない。

自分がどうすればいいのかも分からないまま、自分の意識が自分の肉体とかけ離れたまま、1曲目と2曲目が終わった。「himawari」が始まる。どうしよう。今のこの状況をどう処理すればいいんだろう。今自分が見ようとすれば桜井さんの何だって見える。自分次第でどこだって見える。何を見ればいいのか。一体自分は今何をどうしたらいいのか。このまま無我夢中で終わってしまうのだけは嫌だ。意識と肉体がかけ離れているのがわかる。どうしよう。なんだ。なんなんだこれは。一体何が正解なんだ。私はなにをすればいいんだ。答えがどこにもない。おかしい。答えがない。

「himawari」のCメロで桜井さんはステージの中心に来た。

「諦めること 妥協すること
 誰かにあわせて生きること
 考えてる風でいて
 実はそんなに深く考えていやしないこと
 思いを飲み込む美学と 自分を言いくるめて
 実際は面倒臭いことから」
 

 「逃げるようにして」
 

桜井さんはステージの中心にあるスピーカーの上に左足を乗せた。
そして前にかがみながら
 

「邪にただ生きている」
 

うねるような声を出しながら、ものすごい目で真っ直ぐ前を見ていた。ああ、すみません、その真っ直ぐな視線の先には私がいるんです。もうだめだ。これは冗談なんかじゃない。いつもいつも冗談で桜井さんと1279回目があったとか言ってきたけど、それは全て嘘だった。冗談だった。本当にごめんなさい。そうだ、これなのか、これなんだな、桜井さんが自分の方を見る。だめだ。もうだめだ。完全にみられている。体の全てをその真っ直ぐな目で、真っ直ぐな声で、撃ちぬかれた。ああ、そうか。これなのか。これなんだ。何だこの目は。どこかで見たことがある。そうだ、2012のアーティスト写真の桜井さんだ。卵を片手に持って真っ直ぐに前を見ているあの目だ。ちょっと長方形っぽい形の力強いあの目だ。まぶたが少し下がって、にらみつけているようなあの力強い目だ。そうか。この目を本当にするんだ。自分の目の前で。目と目が。今、合ってしまった。

その瞬間、私は確信した。
 

「ああ、もうこれ以上のライブに行くことはないんだな。」
 

そう思った瞬間、それまで乖離していた自分の意識と肉体がスッとひとつになるのを感じた。ああ、やっと感覚が戻ってきた。そうか、これが答えだったんだ。もう自分はこの先何回ライブに行ったとしても多分これ以上のライブに行くことはない。絶対にない。今まではPOPSAURUS 2012で、アリーナAブロックで、オープニングムービーからの伝説のイントロからのエソラと箒星の流れが自分の中の最高の瞬間だったけどダメだ。あの時以上に感情を揺さぶられることは絶対にないとどこかで思い込んでいたけど違った。今、完全に超えてしまった。これがピークだ。ここがピークだ。ここが最高到達点だった。これ以上は絶対にない。絶対にない。絶対にない。絶対にない。もうそれが答えだ。そうか、自分はここにたどり着きたかったんだ。桜井和寿の声を真正面で受け止める。そうか。ここだったんだな。わたしがずっと探していた場所は。分かった。自分でも知らなかったけどどうやらここをずっと探していた。自分が探し続けていた場所はここだった。今この時だった。ここにたどり着くために生きてきたんだな。これを聞いて人は大げさだと笑うだろう。でもそんなことはもうどうだっていい。今自分は胸を張って言える。このために生きてきたんだ。ここが到達点だったんだ。最高なんて、絶対なんて、ないと思っていた。でもあった。ここだ。今この時だ。ここが間違いなく最高で、この時はもう絶対に二度とない。

そう気づいた瞬間、自分の心の中にあるMr.Childrenを好きな気持ち、想い、Mr.Childrenに対する感情、思い出、その他いろんなものを溜めておくバケツのようなものの中身が、表面張力を限界まで張って、もうこれ以上何かを入れたら溢れてしまう状況になったのを感じた。これ以上は絶対に何も入らないくらい、満杯になったのを感じた。そうか。ここで満杯になった。満タンになったのか。中2の時に「Tomorrow never knows」に出会って、初めて一滴目を溜めたその時から今までずっと溜め続けてきたもの。もうこの先も何年も、自分が生きていく限り、ずっと溜め続けていけると思っていたけど、ここでいっぱいになったか。そうだよな。そりゃそうだ。こんな場所で、正面から桜井さんの声を受け止めている。桜井さんがスタンドマイクで歌う時、全部自分の真正面に立っている。こんなことがあっていいはずがない。今、満を持してわたしのバケツが満杯になった。ありがとう。本当にありがとう。14歳のあの日からはじまって、ここまで来られた。ここまでずっとずっとずっと好きでいられた。幸せだ。この上ない幸せだ。こんなに幸せなことはきっとこの世にはない。
 

そして私の心にすっと1つの言葉がおりてきた。
 

「よし、もうMr.Childrenのファンをやめよう。」
 

もう心のバケツは満杯になった。この先聴けなくても会えなくてももうどうだっていい。辿り着くべきところまでたどり着いた。それでいい。ファンをやめよう。二度と聴かなくても会えなくてもいい。今、2019年6月2日、沖縄。一番幸せな所まできてしまった。今日のこの記憶さえあれば、絶対にわたしはもう死ぬまで、最期まで幸せでいられる。だからもういい。何もいらない。もうこれ以上何一つ必要ない。もうミスチルなんか聴かなくていい。

「長いこと続いてた自分探しの旅も
 この辺で終わりにしようか」

「Prelude」のそんなフレーズが頭をよぎった。

よし、この辺で終わりにしよう。なんて清々しいんだ。こういうことだったのか。ここで一旦、最高の場所でミスチルファンを終える。そしてこの最高の場所からまた新しくミスチルファンを始める。私のミスチルファン第1章はここで終わり。タイアップだから気に入らないだなんてゴネゴネと駄々をこねていた自分はもういない。ここから新しい自分になって、また新しい自分でMr.Childrenを聴いて、見て、感じて、また新しいバケツに一滴ずつ色んな感情を、想いを溜めていこう。ここから私のミスチルファン第2章が始まる。Mr.Childrenの曲は全部知っている。何回聴いたかなんてわからないくらい、擦り切れるくらい聴いている。歌詞も覚えている、メロディも知っている。今まで何度もライブに行った。数えきれない程いろんなことを感じた。でもこれから聴こえるMr.Children、見えるMr.Children、感じるMr.Childrenの全ては新しく、そして、知らない。

さあ、そろそろ「himawari」も終わる。
次の曲はなんだったっけ。
もう数え切れないほど聴いた曲だけど
ミスチルファン第2章が始まった新しい今の自分にはどんな風に聴こえるんだろう。
 

自分のまっさらな心が、新たなMr.Childrenへ一歩踏み出したのを感じた。
 

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