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わたしの足元を照らすような光

グッドモーニングアメリカ

時代の流れと共に消化されていくだけの音楽にしたくない。
と、いつの日にか語っていたのをふと思い出した。

現に、毎年アルバムをリリースし、それを引っ提げツアーを回り、また楽曲制作をし、リリース、そしてツアーという繰り返し。
リリースツアーの際にはアルバムの曲も全曲披露するが、ツアーが終われば、10曲ちょっとある中からリード曲や人気の曲(盛り上がる曲)である2,3曲しかライブでは披露しない。
グッドモーニングアメリカ(通称、グドモ)に限らず、そういうバンド、アーティストがほとんどだと思う。

グドモは、普段から定番曲メインではありながらも、ファンの間ではレア曲と言われている昔の曲も織り混ぜたり、毎回ライブでセットリストを変えたりしている。とは言えども、やはり一年に一度やるかどうかくらいのレア曲も存在する。

そのレア曲を聞きたいと思っているファンも大勢いる。
そんなファンの為にも、先日、今宵会というファンクラブ会員(以下、クルー)限定のライブが2日間に渡って開催された。

各日、クルーからセットリストを募集し、そのうちの一人のセットリストを完全再現するというライブだ。
おそらく、レア曲がたくさん組み込まれたセットリストが大半だったと思う。
1日目は特にレア曲が多く、その日参加したクルーも、ライブには参加できずセットリストを見たクルーも、口を揃えて最高だと言っていた。もちろん2日目も同様だ。

クルー限定ライブなだけあって、メンバーも安心しているのか、いい意味でゆるく、終始アットホームな空気感で満ちていた。
普段やらない曲ばかりで緊張しているとメンバーも言葉を漏らすほどだ。

普段は演奏する機会がほとんどない曲を久しぶりに出来て幸せだと渡邊も語る。言葉にせずとも、他のメンバーの表情からも幸せさが伝わってくる。
フロア全体で腕が上がり、その景色を嬉しそうに眺めながら演奏する4人の姿を見る度に、私はこのバンドが大好きだと実感する。

2日目のアンコールでは、「何か聞きたい曲ある?」とクルーからリクエストを募った。その際に飛び交うたくさんの楽曲名。
どの曲も愛されているんだなぁと、その時に再確認した。それと同時に、ファンの間では間違いなく、消費されていくだけの音楽ではないと強く思った。

計4曲アンコールを披露したが、1曲目はリクエストではなくメンバーで決めて用意してきた楽曲。
久しぶりにやる曲だし、みんな喜んでくれると思ってこれにしましたと渡邊は語り、「夕暮れ」を披露。
2曲目は一番最初に声が上がった「だけど不安です」、せっかく勇気だして言ってくれたんだからやろうよ、と。
リクエストで声が上がったが、リクエストが故に、弾けるかちょっと自信がないと漏らしながらも、強いリクエストに応えて演奏してくれた「バンバンガンガン」。
たくさんのリクエストを受けた上でメンバー同士で話し合い、最後に選んだのは「その手伸ばして」。

曲を決める最中にも垣間見える、とてもファン思いの言動。
そして、今宵会に限らずいつも最後は笑顔一杯にしてくれる選曲。

“ 行け行け 希望を灯して 飛べ飛べ 命を燃やして
行け行け まだ見ぬ未来へ 飛べ飛べ 光を目指して ”

愛に溢れたライブの最後に背中を押された。とても前向きな気持ちになれる素晴らしいライブだった。

ライブの終盤には、年内にまた開催したいくらいと楽しさを語る渡邊や、クルーイベントで旅行とか行っちゃう?と笑みを溢すたなしん。やるならまずは打ち上げ付きライブですかね!と笑うペギ。
これだけファンへの愛が強いバンドはそう多くないのではないのだろうか。
終演後に来場特典として配布されたその日の集合写真には、メンバー4人からのメッセージが印刷されていた。
金廣の「これからも光であり続けられる様に精進し続けます」というメッセージを見て、
“俺は歌を歌う あなたの足元を 照らす様な 光となって”という「光となって」のフレーズが頭に浮かんだ。

グッドモーニングアメリカは間違いなく、私にとっての光であり、生き甲斐である。こんなにも私の人生に寄り添ってくれる、愛に満ち溢れたバンドだからこそ、こんなに好きになれたんだと思う。
今後もグッドモーニングアメリカの活躍に期待したい。

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