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2017年6月16日

肴さん。 (28歳)
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答え合わせ

SUPER BEAVERの音楽と私の毎日

「そんなに悩むことなのか、理解できない。」

上司に言われた。

28歳。私は職場での人間関係に悩んでいた。
上司と部下の間に挟まれ、言いたいことも言えず、常に自己犠牲。自分が何のために此処にいるのか、わからなくなっていた。
勇気を振り絞り、上司に相談すると、こうだ。

だったらもう、こんな「自分」をなくして生きた方が楽だろう。そう思って「無」になり、働いていた。

そんな時、SUPER BEAVERの『27』を聴いたのだ。
元々彼らの音楽が好きで、彼らのライブにもよく行っていたが、このアルバムを聴いた瞬間、今の私に語りかけているような気がした。
彼らと同年代だからこそわかる、希望や葛藤。喜びや悲しさ。その心の奥深くにある、黒く硬く重かった塊のようなものが、スッと解けていくような感覚だった。

すぐにライブハウスへ走り、彼らの音楽を聴きに行った。

彼らのライブは、生きている。彼ら4人の鼓動が音と言葉となり、伝わってくる。彼らは、自分が此処で生きる意味を教えてくれるのだ。
それを届けようと、こちらに向けられた強く優しい眼差しを見ているうちに涙がでた。素直に嬉しかった。

間違っていない、自分らしく生きたらいいからって、背中を押してくれる彼らの音と言葉は、私の生活の一部だ。というより、私の一部である。

「無」だった私の生活は、今では少しずつではあるが、着実に一歩一歩、SUPER BEAVERの力を借りながら、前に進んでいる。

SUPER BEAVERと出会えてよかった。大袈裟に聞こえるかもしれない。だけど本当に心からそう思うのだ。

だから、これからも私はライブハウスへ通い、SUPER BEAVERの音と答え合わせをする。

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