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『ふたりの秒針』から

焚吐の“矛盾の旅”へ

ほぼ毎週土曜18時は、アニメの名探偵コナンを観ている。
焚吐の曲を初めて聴いたのは、そのコナンのエンディング曲で流れていた、『ふたりの秒針』だった。

その透き通った歌声が、印象的だった。
当時は、のめり込まなかった。

そんな焚吐が、『神風エクスプレス』でまた、エンディング曲を担当した。
今度は、“焚吐×みやかわくん”として。
共同制作の作品だった。
この曲は、覚えやすいメロディーと歌詞で、半年近くエンディング曲として使われていた。子どもも気に入って、一緒に口ずさんでいたくらいだ。
これをきっかけに、前にもエンディング歌ってたよね?と思い、焚吐のリリースしているCDを集めたり、YouTubeでMVを観た。

当時焚吐は、現役の音大生のシンガー・ソングライターだった。
端正な顔立ちとガラスの歌声とも言われる歌声、印象的な歌詞の世界観に、一気にのめり込んだ。

ツイキャスも配信する事があって、物静かで繊細な高音の小さな声で話す焚吐は新鮮だった。
身長は高そうだけれど、華奢なイメージで、身体が細く見える焚吐は、話すより歌う方が楽だと言っていた。
シンガーになるべくしてなった人なのだと思った。

最新アルバム、『死にながら生きたい』では、“焚吐”というアーティストとしての、ジャンルを確立したのではないかと感じた。
~っぽい、どこかのアーティストに似てるという感じの曲が無いんじゃないかと全曲通じて感じた。
そして、バラエティーにとんでいる。
それは、『見切り発車』のMVが発表された時に感じた。
焚吐だから歌える曲なんだろうなと思った。

印象深いのは、『魔法使い』。
焚吐は、5年程前に、お母様を亡くしていて、作った曲との事だった。お母様も心残りだったと思うが、焚吐が大切な人を亡くした辛さを、もう一度魔法をかけてくれないか、とお願いするように、切ない声で歌い上げている。やはり、泣いてしまった。
 

今は、“Only this time”として、また、みやかわくんと、今度はコナンのオープニング『ANSWER』をリリースした。
焚吐は、作詞作曲していないが、焚吐の高音が、際立つ楽曲だと思う。
3曲目の『ダサい人たち』は、焚吐の作詞作曲のソロ曲で、焚吐の歌唱法と曲調がハマっている曲に感じた。

そして、LIVE DVD『矛盾の旅』がリリースされた。矛盾=『死にながら生きたい』の事だろうと思う。
今まで、いろんなアーティストのLIVEに参戦したり、LIVE映像を観てきたが、こんなにマナーの良いオーディエンスは、なかなかいないと思う。
今回は、多分MC部分が殆んどカットされているようだった。少し残念。
上下白い衣装が、ライトによって、さまざまな色に変わるのが印象的だった。
セットリストは、『死にながら生きたい』の中の曲が多かった。
凄く生き生きと力強い声が出ていたと思う。
その中でも、『シャボン王子と無間地獄』が好きだ。
歌詞が海外の童話のような内容で、メルヘンチックな中に、残酷さが垣間見れる。曲はポップだが、歌詞が刺さる。
iTunes盤にのみ収録されている、『朦朧』も聴ける。
全曲通して、タイトルと詞の内容や曲調とのギャップが、焚吐の楽曲の世界そのもののような気がした。

これから、どんどん活躍して行くアーティストだと、確信している。

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