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空中カメラというバンドを知っておいた方がいい

調子はどうだい?My silly friend

2019年8月2日、とうとうこの日が来た!空中カメラワンマンライブ「ナイトフライトX」。

遡ること今年の元旦になったばかりの深夜。
私は年末に10年振りにかかったインフルエンザでうなされる中、毎週聴く深夜ラジオから聴こえてきた「空中カメラ」というバンドの「わがままな魔法」という曲に心を撃ち抜かれ、今に至っている。

「空中カメラ」とは、横浜出身のバンドで、メンバーが幼、小、中、高の同級生とその兄で構成されており、楽曲だけでなく、MV制作、グッズ制作、デザイン、イラストレーションまで全てメンバー各々が手掛けている。曲調はどこか懐かしいサウンドやポップなメロディ、とにかくおもちゃ箱をひっくり返したような楽しくて不思議なバンドだ。

私が彼らを知ったのが今年の初めで、所謂まだ新参者のファン。だから生で彼らの曲を聴いたことがなく、どうしても聴きたかったし、会ってみたかった。その気持ちが抑えられなくなった私はついにワンマンライブに足を運ぶことになる。
 

ライブが始まると何か少し様子がおかしい。ボーカルの声が掠れていた。彼の声は伸びやかで且つ少し甘くて切ない声のはず。そして最初のMCでその真実が語られた。

ワンマンライブの1週間前くらいから喉の調子が悪い事。
毎日のように点滴を打って治療に専念してきたこと。
ギリギリまでワンマンライブ中止を検討したこと。
それでもメンバーで歌を割り振って歌ってカバーして今日を迎えようと決めたこと。

万全の状態でパフォーマンスを見せられないという悔しさと葛藤があっただろう。それでもステージに立った。きっと意味のある凄いライブになる!そう感じた。

曲の中には高音が必要な部分もある。声を出すのに苦しそうな時はすかさず他のメンバーが歌った。客席も歌った。私も歌った。会場にいた全ての人が「空中カメラのワンマンライブ」を楽しみながらも一緒に作っていくという気持ちが高まっていたように感じた。

声を気遣うメンバーたち。少しでも暗い雰囲気にならない為にも盛り上げ、満員の会場がひとつになった気がした。

こんなバンドなかなか居ない。メンバー間の信頼感と絆の深さを感じた。
 

彼らの最新の配信シングルに「My silly friend」という曲がある。
 

『大きな口開けたら不思議
鼻水を拭ったら
君ともう一度笑いたいな

調子はどうだい? My silly friend』
 

子供の頃からの遊び友達が同じ方向を向き、いつの間にかバンド仲間になり、活動を通じて絆を強くしてきた彼らが、このワンマンライブの会場で、声を合わせて歌い切る姿が曲ととてもマッチしている。

知名度はまだまだなのかもしれない。
でも彼らは今回のワンマンライブを通じて大きくなり、前進している。そのうちあちこちで名前を聞くバンドになる!今のうちに「空中カメラ」というバンドを知っておいた方がいいのだ。

そう思うと、ワクワクする。

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