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BUMP OF CHICKENにこんなにも感動する理由

私が感じる彼らの曲の力

どうしてこんなに私はBUMP OF CHICKENの曲に 感動するのだろう。

ただの『いい曲』にとどまらない 深く大きい曲の力。

これを目の当たりにするたびに感動は更新され
毎日聴いているのに飽きることなく
大きな生きる力をもらっている。

それはなんで? どんなふうにいい曲なの?

と聞かれたらなんと答えよう。

音楽とは一人一人それぞれの受け取り方で響くものであって、
そんなことを言葉にするのは ナンセンスだとも思うのだけど

毎日のように車の中やイヤホンで聞いて、
時にライブに行って
その曲の力を感じるたびに、
はどうしてBUMP OF CHICKENにこんなにも心震えるのだろうと考える。
 
 
 

ずっと、ずっと、20年余りの間藤原基央は 「生きること」を歌っている。

生きている人間が唄にすることは、 たいてい生きている間の心象なのだけど、
彼の作る唄は、とても大きな『生きること』の唄だとわたしは思うのだ。
 
 

呼吸が続く限り、私たちは今を生きなくてはいけない。

そしてこれは例外なく、生まれてから死ぬまで、
隣に誰がいようとも、協力し合えることはあれどもずっと一人で、
今を、自分自身を生きなくてはならないのだ。
生きる中で
嬉しい時、悲しい時、
孤独や切なさを感じた時、 前に進む元気がなくなった時
いろんなことがある。
 

そして、私たち人間には心がある。
その心の働きによって行動が生まれるし、
その心の働きによってたった一つの事実の受け取り方が変わったりする。
その心の働きによって目で見たものを私自身の心に映し出す。
私たちは心で体を操縦しているようなところがある。

自分自身を生きるのは紛れもなく自分一人だけど、
誰かがいたおかげで 知った感情や 
誰かがいたおかげで 前を進む力をもらえることがある。
世界が違って見えることがある。
 

そういうことも全部ひっくるめた『生きる』 という事実のカケラを歌っている。
 

もしかすると、ある曲は、またある曲は
藤原基央の中にあるただ一つの出来事がそのまま唄になっただけのかもしれないが、
その言葉の普遍性の懐は深い。
 

きっと、一つの視点だけではなく、
もう一方からの視点を見ることができる人だからなのだと思う。
 

心震えるような良い言葉を連ねた
慰めの希望だけを歌うのではない。
 

夜が明けて
朝が来れば
また夜が必ず来ること、
そういう当たり前の事実と、
人間の心と体のそのままの事実を歌っている。
 
 

見栄などは全くない
リスナーに媚びない曲の力を信じた曲づくり、

リスナーに僕はこの生まれた曲を届けたいんだ という気持ち、
あるいは
『自分たちの音楽を届ける』という彼、彼らの生き方が込められた曲の力は
私にとってとても大きい。
 
 

私とBUMP OF CHICKENの人生は全く関係なくて
頑張れとか頑張ろうとか言われたわけではないし、
同じなのは人間だということぐらいで
 別々の生き方をしているというのに
 

自分の心にあった辛かった、 嬉しかった気持ちと重なった気がする、
ありのままを映し出された気がする 、
言葉にできなかった感情に出会った気がする、
たったそれだけのことにこんなにも心が震え、
前に進む力、今を生きようという力をもらえること、

そんな表現に出会ったことに
途轍もない感動を私は何度も何度も覚えるのだ。
 
 
 

先日新しいアルバムが発表された。

収録されていた曲はすでに聞いた曲がほとんどだったけれど、
改めてアルバムとしてパッケージされた状態で聞いたら、
新しい輝きを放っているように感じた。
aurora arcという大きなストーリーの輝きのようにも感じたけれど、

きっとBUMP OF CHICKENがBUMP OF CHICKENとして生まれた時から続いている
『生きること』の唄の持つ輝きと、

BUMP OF CHICKEN自身の“今”の輝き、

そして今回実際に曲に言葉として現れたけれど、

彼(と彼ら)はいつでも、
自分たちの曲を聴いた人、
まだ出会っていない人、
それがどんな人であろうとも
曲はそばにいるよ、曲は君を見つけるよ、抱きしめるよ、
という大きな、そして深く広い愛の意味を持った 「ベイビーアイラブユーだぜ」 という気持ちが1曲1曲全てに詰め込まれているからなのだと思う。

どこを切ってもBUMP OF CHICKENはBUMP OF CHICKENなのだ。
 

自分なりの受け取り方だけれど、私は、こういうBUMP OF CHICKENに、BUMP OF CHICKENの音楽に昨日も、今日も、そしてきっと明日も感動するのだと思う。

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