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サンボマスターと私の恋の話

いつでも私の背中を押してくれるラブソング

 
ラブソングをこんなにストレートに表現しているバンドはほかに思いつかない。
 

サンボマスター

私が心から好きだと言えるバンドだ。

好きな人ができたとき、好きな人と一緒にいるとき、好きな人とお別れをしたとき
サンボマスターは私の背中を押す。

これは、私に好きな人ができたとき、好きな人と一緒にいるときの話だ。
 

今年の春、ある子と出会った。
私が通っている大学の寮での新入生歓迎会から今日までの話。

4月に行われた新歓で、共通点は出身が同じ地方ということだけ。
その時は、これから私の心を惹き続ける存在になるなんて想像もしなかった。

話しかけることも、ご飯に誘うこともかなわなかった、というかしようと思えなかった。
私自身の中で、あることをきっかけに恋愛はしばらくいいや、と思っていたからだ。

5つ上の姉を亡くしたばかりだった私は、人間関係を維持させたり、自分の立場を守ったり、何よりも自分の気持ちに正直になる余裕なんてなかったのだ。
実際は、日常のどんなことだって必死だった。
笑うことも怒ることも泣くことも悲しむことも喜ぶことだって、自分の心が弱っていることを誰にも知られたくなくて、悟られたくなくて、本当に必死だった。

そんな私の弱いところを意図もせず覗きにやってきた人がいた。
 

あの日、私は無意識になぜだかあの子をご飯に誘っていた。

今思えば、少しだけあの子のことを想い始めていたからかもしれない。

「ご飯行く?」とぎこちなく聞くと

「行きたいです!」と、満面の笑顔。
 

やはりこの子だった、私の弱いところを覗こうとしてくれていたのは。

何回か、ご飯に行くうちに、この子に私の心を預けたいと思い始めるようになった。
もっと私のことを知ってくれないだろうか、初めての私のワガママだ。
 

告白をした。

恋愛に慣れていないせいか、雰囲気なんて考える余裕がなかった。

あの子の答えは「はい。」
しかも信じられませんと、嬉しそうな表情で。

深い海に沈んでいた私の心が、水面に浮かんだ。
暗い迷路を這っていた私の心に灯火が見えた。

こんなにうれしいことはいつぶりだろう。
こんなに喜んでいるのはいつぶりだろう。

彼女はとても透き通った心の持ち主だ。

改めて自分の心の濁りにがっかりする。
なぜ今まで自分の心にフタをしていたのか。
自分に嘘をつき続けて何を得たかったのか。

ある日、全てを打ち明けた。
姉のことも、それからの私のことも。

まっすぐに私を見てくれた。「よく頑張ったね。」と言ってくれた。
それだけで十分だった。私の心を優しく撫でてくれた。
 

そんな彼女とずっと一緒にいたい。今はその気持ちだけが、心の中を占領している。
そんな私の心が誇らしい。

自分のためばかり考えてきた今までを、誰かのことを考えるこれからに変えてくれた。

ありがとう。

その気持ちでいっぱいだ。

そんな彼女と今も一緒にいる。これからも一緒にいたい。

これからたくさん喧嘩もするだろう。
一緒に笑うことも怒ることも泣くことも喜ぶことも悲しむことも増えるだろう。

けれど私にとって、彼女と一緒にいれるならば、それで十分だ。

あの日聞いたサンボマスター。
今も忘れていない、これからも忘れない。

私の隣にいてくれる彼女の傘になれるよう、私はこれからずっと私に正直にあり続ける。

『ボクは今夢見ていることがある キミのことが知りたいよ
 キスミー ピンチの時はキミの事守ってホメられたい
 プラネタリウムの星空を 二人だけで見続けるんだ
 今は夢見ているだけだけど 夢を見るだけでドキドキするんだ

 キミが笑っている姿は キミが想うよりキレイなんだ
 自信なさげにバイトをするキミに教えてあげたい
 清純アイドルなんかには ボクは興味がないからさ
 それより目の前のキミの 笑ってる顔をもう一度見たいよ

 あぁ ボクは悲しみにはいつも負けてしまうけれども
 あぁ ボクには夢がある キミについての夢

 抱きしめたいキミの過去 抱きしめたいキミへの夢
 愛したい 永遠に キミの未来 キミへの夢を
 毎日が夢に見たキミじゃないかもね多分
 かまわないよ かまわないよ ボクの夢はそんなに小さくはないんだ

 あぁ ボクには愛しさを形にはうまくできないけど
 あぁ ボクには夢がある キミについての夢があるよ

 クールにキメる仕草なんかは ボクには意味がない事だよ
 キミがクールじゃないならクールじゃないキミを愛するだけ
 キミが話すフツーの事 ボクはただ聞いていたいよ
 今は夢見てるだけだけど 夢見るだけでもドキドキするんだ

 キミが笑ってる姿を見て ボクはさびしくなる事がある
 君の喜ぶことは多分ボクの知らない事だから
 だけどキミが笑うってことは ボクの夢がかなうってこと
 不思議な心の動きが ボクの思いをまた強くするんだ』
        『きみはともしび』/サンボマスター
 

これは、私に好きな人ができたとき、好きな人と一緒にいるときの話だ。
 

いつもありがとう。

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