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大好きなMrs. GREEN APPLEへ感謝を込めて

GRASS STAGE初出演によせて

言葉にするとその素晴らしさが薄れてしまうようで、私なんかが言葉にしていいようなものではない。それぐらい凄いものを見た。GRASS STAGEでの彼らのパフォーマンスを見たその日、私はそう思った。でも、あの時の感情を忘れてしまうくらいなら、どんなに拙くても言葉にしてみようと思う。

私が何故こんなにも感動しているのか、好きな曲が聴けたとかMCが良かったとか演奏が素晴らしかったとか、そんなことは言うまでもない。なにより、デビュー5年目にしてROCK IN JAPANの1番大きな会場を沢山の人で一杯にした彼らの姿に心が震えた。約4年前、彼らの音楽を好きになったあの日も、デビュー当時キャパ200人に満たないライブハウスで初めて彼らのライブを見たあの日も、間違いなく大きなステージに立つバンドになると思っていた。でも、そのスピードは私には想像出来ない速さだった。

ROCK IN JAPAN初出演を果たした2015年、当時その場に居られなかった私にも写真と映像でWING TENTの熱気が伝わってくるようなパフォーマンスで会場を湧かせた彼ら。誤解を恐れずに言うと、今振り返ればそれでも当時はフェス、ワンマンに関わらず盛り上げようとどこか無理をしていたり、今ほどの余裕が無かったように思う。若くて青い。まさに青リンゴの状態だった。それが悪いとは思わないし、当然の事だと思う。むしろその姿がいっそう当時の彼らを輝かせていたのかもしれない。WING TENTでその日の最後に演奏された「StaRt」の後に元貴さんは「以後、お見知りおきを」という言葉を放った。当時から注目を集めていたとはいえ、まだまだこれからの彼らが口にするには自然な言葉だ。

でも、その4年後にGRASS STAGEで放たれたその言葉は全くもって不自然だった。その言葉に込められているのは、これだけの人を集めても、まだまだだという意味だろう。まだまだ上を目指している彼らにとっては当然と言えば当然なのだと思うが、こんなに沢山の人の前で演奏して「本当に皆のミセスになっちゃったなぁ」なんてちょっと悲しくて置いていかれるのが怖くなりながら見ていた私にとってはとても不自然だった。その言葉に4年前のような青さはなく、余裕溢れるその姿に胸が抉られるような気持ちだった。彼らがこんなにも大きなステージに立ってもまだまだ上を見ている事に対して大好きな彼らに置いていかれるかもしれないという怖さと寂しさでいっぱいだった。ミセスをこれから先も好きでいられるのか、私は初めてそんな不安に駆られて絶望の淵に立たされたような気持ちでGRASS STAGEを後にした。

でも、それでも、時間が経ってあのライブの事を思い出すと自分達の音楽を聴きにきた沢山の人で溢れた客席を見て「美しい」と言った元貴さんや、ステージの端まで駆け回る涼ちゃん、ひろぱ、高氏、動けない分これでもかというほど髪を振り乱してドラムを叩く綾華ちゃん、その5人が鳴らす音楽、創り上げる空間が愛おしくてたまらない。私はやっぱりMrs. GREEN APPLEが大好きなのだと思う。

この4年間、ずっとそばに居てくれた大好きな音楽。
大好きなMrs. GREEN APPLE。
彼らはもの凄いスピードで進化してどんどん遠くへ行ってしまう。その中ですれ違ってしまったら嫌いになる事だって無いとは言えない。好きなものを好きでい続けるという事は思っている以上に難しい。好きなものを好きでい続ける為に私自身も成長していかなければならない。その事に彼らは気付かせてくれたのかもしれない。
これからさらに大きなステージに立ったとしても、もう絶対に不安になったりしない。彼らに負けないくらいのスピードで私も進化してみせる。

いつも私に勇気をくれる大好きなMrs. GREEN APPLEへ、沢山の感謝を込めて。

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