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今も尚、走り続ける the pillowsに支えられて

〜当時中学生だった僕が受け取ったもの〜

ピロウズは、今年でデビュー30周年になる。
正直な所、ピロウズって誰?という人も多いかと思う。
ただこぞって90年代の邦楽ロック好きは、推すバンドだ。

どのようなバンドかと言うと、
BUMP OF CHICKENが好きなのに、the pillows知らないの?
それってHUNTER×HUNTER好きで、幽☆遊☆白書知らないって言っているのと同じだよ。
という独断と偏見おじさんがいるくらいのバンドだ。
 

ちなみに僕が彼らと出会ったのは、中学生の頃、SKET DANCEという漫画でだった。
その漫画の1シーンで、文化祭で友の背中を押すべく、
主人公がthe pillowsのFunny Bunnyを演奏した。

あれを見た瞬間、僕の中で何かが弾けた。
うわぁーーーバンドやりてぇーー
っていうよりなんでバンドやっていないんだろ?
まずは楽器を買わないとな。と。

そんな事を言いながら電車で3駅乗り継ぎ、近くでは一番大きな楽器屋に走り込んだ。
そこで、直感でこれが良い!と選んだ赤白のバッカスのストラトキャスターを背中に背負い、
さらには Funny Bunnyのバンドスコアを片手に帰った。
 
 

TAB譜が読めない僕は、ネットでとりあえず記してある数の通り、抑えれば良い事を知った。当然ブリッジミュートも知らず、どうやったらこんな渋い音になるんだ?と試行錯誤の日々だった。
試行錯誤というのは楽しいからこそ出来るものだと今思えばそう感じる。

それからと言うものの僕はロックンロールにズブズブにハマって行った。しかしながら バンドが何好きなの?と聞かれた時にピロウズ!と答えた時に、何それ?ってなるのが怖く、
幼きながらBUMP OF CHICKEN……と誤魔化した事を覚えている(無論、BUMPも好きなバンドだ)
 
 

高校生になってバンドを組んだ際、
最初にFunny Bunnyをやりたい!と言った。
その中でもギターボーカルを志願した。

〜キミの夢が叶うのは 誰かのおかげじゃないぜ
風の強い日を選んで 走ってきた〜

このフレーズに僕は常に惹かれている。
周りは、必ず言う。【周りに感謝しなさい】と。
そんな事分かっている。それが大事だとも分かっている。その上で欲しい言葉はソレじゃない。

僕は、【夢が叶うのは誰かのおかげじゃない】と自分が歌う事で、
夢を見ることに責任を持つこと。そして、自分は頑張っているんだと褒めてあげたかった。
そんなちっぽけな理由から、僕は文化祭でセットリストに組み込んだ。
 
 

文化祭当日、僕達のバンドが回ってきた際には、
緊張で心臓が出そうになったが、ライブは大成功、一躍学校のちょっとした有名人になった。

〜飛べなくても不安じゃない 地面は続いているんだ
好きな場所へ行こう キミならそれが出来る〜

あの時 本当に、そんな風に感じた。
そして僕は、あの日の続きを歩いている。
そして僕は、昨日 横浜アリーナで行われるライブのチケットを買った。

あの時の音は、ピロウズが続く限り 鳴り止まない。
 
 
 
 
 

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