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2017年6月20日

み (17歳)

今のキミがそこにいる理由忘れないでいて

ドラマチックアラスカと一緒に描く人生

生きてて17年間、私には美術しか取り柄がなかった。誇れるものは絵を描く事だけだった。自分の見た世界を描くことが好きなだけで、沢山の賞を取っていたわけでもなかった。
絵を描く私を気に入らない両親は、いつも見てくれやしなかった。陸上部に所属し沢山の賞を取っていた妹ばかりが愛されていた。私がたまに取る賞には見向きもされなかった。

高校生になってから、美術部に入って1年が経とうとした時、私は作品展に向け絵を描いていた。顧問の先生からはこれはだめだ、あなたの絵はなにをコンセプトとしているの?とずっと口を出されていた。

“私はこの絵を気に入って描いてるんです´´

“そうやって逃げるの?人に見てもらいたいなら理解される絵を描きなさい。そんなんじゃいつまでたっても賞はとれないんだよ?´´

好きなだけじゃ駄目。私は好きでこのスタイルをやっている。それでいいじゃないか。なぜ皆はわかってくれないのだろう。

悩んで悩んでその末路、絵が描けなくなってしまった。

わかってくれなくても好きなことをする自分が好きだった。だけど心の中では違った。分かってもらいたい、褒められたい自分がいた。ただただ好きで絵を描いてる自分がどこかへ行ってしまったような気がした。

描けなくなってから顧問の先生から暴言を吐かれた。ろくな絵も描けない人はこの部活にはいりません、と言われた。

そんな中だった。テスト期間の早帰りの日、ドラマチックアラスカと出会った。あまりよく覚えてないが、勉強の息抜きにインターネットで調べた、今のうちに聴くべきロックバンドのようなサイトから見かけ、興味本位で気になり聴いた。

東京ワンダーを聴いた時、涙が零れた。

“今のキミがそこにいる理由 忘れないでいて´´
このフレーズが私の心にダイレクトに刺さった。

聴き終わった後、私は涙が止まらなかった。

東京ワンダーを聴いた時の事を未だに覚えている。
息が止まった、そう言ってもいい程の衝撃だった。
私の人生を肯定してくれた歌でもあった。

その曲を聴いた直後に自転車で全速力で高校へ向かい、部活を辞めた。
部活を辞める時に、なにを言い合ったかは覚えてないが、ドラマチックアラスカの「それでも生きている」を泣きながら聴いて帰ったのを今でも覚えている。

出会ってからドラマチックアラスカの曲ばかりを聴き、何気ない日常を過ごしてた時だった。
ドラマチックアラスカのロッククライミングツアーのお知らせを見かけた。私は行こうと思った。
そして1枚だけチケットを申し込んだ。

3月、ロッククライミングツアー 東京、渋谷O-EASTに行った。ベースのカズキさんの近くで見ていた。
ドラマチックアラスカのライブは初めてでドキドキしていた。

ライブも終盤に差し掛かった頃に、東京ワンダーが流れた。今までイヤホン越しでしか聴けなかった曲を生で聴いた時に涙が出た。
あの時、色々あった事を思い出した。けどそれでもここに立っていれてるのは、あの時出会えたドラマチックアラスカのおかげなんだなと実感できた。
MCの時にヒジカタさんが言った、別に暖かい目じゃなくていい、生ぬるく見守っててください。と言った言葉。私はドラマチックアラスカらしいな、そう思えた。

帰った後、のめり込むかのように真っ白なキャンバスにドラマチックアラスカのライブの絵を描いた。今まで描いてきた中で凄く絵を描くのが楽しかった。筆が止まらなかった。私の知っている表現方法じゃ表せない位もっと私の見ている彼らを描こう、そう思えた。

私が今生きていけるのはドラマチックアラスカのおかげと言っても過言ではない。
あの時出会わなかったら私は虚ろに人生を送っていたのではないかと思う。今でも辛くなったら東京ワンダーを聴いている。
私はドラマチックアラスカに出会えたこと本当によかったと心から思う。

私はそろそろ大学受験を控えている。逃げ出したくなりそうになった時、いつも聴いて支えられている。
今でもドラマチックアラスカの音楽を聴きながら絵を描いている。たまにドラマチックアラスカの絵も描いてはいつかこの絵を見せられる日が来ないか、待っている。
絵の描くことの楽しさを改めて感じさせてくれたのも、全てドラマチックアラスカのおかげだ。
いつか、私が今まで見てきたドラマチックアラスカを描いた絵を彼らに見せられる日が来ることを心待ちにしている。どこかで、会えた時に。

拙い文ですが、ドラマチックアラスカに出会えたこと私の人生でかけがえのないものです。これからもドラマチックアラスカと共に人生を描いていきたい。

僕もいつかは 光輝くんだ

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