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米津玄師「馬と鹿」「君と僕」

タイトルの意味と結論

馬と鹿、馬鹿、タイトルを見てすぐ連想した方が多いのではないだろうか。米津玄師の楽曲、実はよく馬鹿という言葉が登場している。そのほとんどに共通しているのは、自分に対する皮肉として使われている、という事。

この楽曲の中でも、皮肉のように感じられる表現が多くある。

・ 歪んで傷だらけなのに麻酔も打たずに歩いた
・噛み終えたガムの味をまだ味わう
麻酔を打てばいいし、ガムは捨てればいいのだ。

・傷跡を隠して歩いたのにそのくせ影をばら撒いた
人に見られないようにしていたのに、暗い部分である影を自らばらまいて気づかせようとしており、矛盾している。

・ただひとつ守れるだけでよかったのに
逆説であることからひとつも守ることができなかったと受け取ることが出来るのではないか。

・あまりにくだらない願い
自分が必死に守っている願いをくだらない、と表現している。

しかしこの楽曲は「自分は【馬鹿】だ」という結論には収まっていない。

【馬鹿】ではなく、【馬と鹿】なのだ。

この楽曲には印象的なモチーフ、【花】がある。

【花】は、消すことの出来る痛みを消さない理由であり、愛と同じように呼ばれている。また、花の名前を呼ぶことは【君】を呼ぶことである、と最後のサビから推測することができる。

【馬鹿】でい続ける理由は、【君】そのものであり、一緒に痛みが消えないままで共に進んでいこうというのが結論ではないだろうか。

米津は、「君と僕を」、「踵に残る似た傷を」【馬と鹿】に例えたのかもしれないと感じた。

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