大好きなバンドの「今」
ヤバイTシャツ屋さんのライブに、彼らの今を見る。
2019年2月26日
249
ヤバTは変わった。
私は2月23日、ヤバイTシャツ屋さんのワンマンライブを見た。
11月のクラブチッタ川崎でのライブぶりのヤバT、別に特別久しぶりだったわけではなかった。
だけどこの日のヤバTは何か違った。
メジャーデビュー前や直後、あんなにこやまさんの、ゆーてますけども、で繋いでいたMC、今ではここまで感動するなんて。
こやまさんは、22日のライブについて、「悔いが残った」と話した。
悔しいけれど、悔しい昨日があったから今日があるし、悔しいと思っている時のヤバTは違う、と。
私はこの言葉を聞いて、22日のライブに行っていなかったことを後悔した。
ヤバTのZepp Tokyo公演に行かなかったのは、その日がはじめてだった。
どうにか予定をこじ開けて、無理をすれば行けなかったわけではなかったが、私はそれをしなかった。
ヤバTは変わった、と思っていたから。
何様だ、という感じだけれど、あか抜けて、知名度が上がって、大きな舞台に慣れて、遠くにいってしまった気がしていた。
終盤のMCでは、かわEやハッピーウェディング前ソングでヤバTを知った人が、モッシュやダイブをしてめちゃめちゃに楽しんでいるところが見たいと繰り返し訴えた。
その後演奏された曲、そのMCに感化されたように、自然と体が動いた。
信じられないくらい楽しかった。
と、同時に涙が止まらなかった。
私は自分が思っている以上にヤバTが、ヤバTの音楽が、大好きなんだと思った。
繰り返すようだが、確かにヤバTは変わった。
私の知っている彼らより、何倍もかっこよくなっていた。
距離だって、事実として遠くなっているのかもしれない。
だけど今のヤバTは、とにかくかっこいい。
面白くてキャッチーなだけのバンドではなかった。
「 いつまで続くか いつまでやれるか 分からんものに 全力かけて 俺らが あんたらが かきまわす番や 」— ゆとりロック
私は、バンドといういつ死ぬか分からないものに全力をかける彼らが、色々な人を巻き込んで音楽業界をかきまわしていくのをずっと見ていたい、と今回のライブで思った。
「紅白に出たいです(笑)」を、それから数年で「来年こそ絶対に紅白に出ます。」に変えてしまうようなバンドなのだ。
誰もが不可能だと笑うようなことをいつのまにか、可能にしてしまう、手の届く範囲に持ってきてしまう。
「それっぽい言葉 それっぽく俺が 並べても 伝わらないから」— かわE
こやまさんは、不器用なのかもしれない。
バンドの知名度が上がれば上がるほど、とんでもないプレッシャーがかかっているはずだ。
だけど毎回それを跳ね除けて、ユーモアのあるキャッチーな楽曲を生み出し続ける。
愛やら恋やら王道のラブソングみたいに言いたくないから、別の言葉で、アルファベットで!なんて、こやまさんにしかできない表現の仕方だ。
そんな彼の真っ直ぐなMCだからこそ、響いた。
きっとそう。
好きなバンドが変わってしまった、とウジウジしていた自分が恥ずかしい。
誰もやっていないような方法で音楽を楽しみ、驚くようなスピードで音楽業界を駆け回る彼ら。
そんなことを思っている暇なんてなかった!と、今更気付かされた。
私はこれから、いつだって「今」のヤバイTシャツ屋さんを見ていたい。
絶対に「今」が1番かっこいい、面白い、素敵なバンドだと思うから。
私は2月23日、ヤバイTシャツ屋さんのワンマンライブを見た。
11月のクラブチッタ川崎でのライブぶりのヤバT、別に特別久しぶりだったわけではなかった。
だけどこの日のヤバTは何か違った。
メジャーデビュー前や直後、あんなにこやまさんの、ゆーてますけども、で繋いでいたMC、今ではここまで感動するなんて。
こやまさんは、22日のライブについて、「悔いが残った」と話した。
悔しいけれど、悔しい昨日があったから今日があるし、悔しいと思っている時のヤバTは違う、と。
私はこの言葉を聞いて、22日のライブに行っていなかったことを後悔した。
ヤバTのZepp Tokyo公演に行かなかったのは、その日がはじめてだった。
どうにか予定をこじ開けて、無理をすれば行けなかったわけではなかったが、私はそれをしなかった。
ヤバTは変わった、と思っていたから。
何様だ、という感じだけれど、あか抜けて、知名度が上がって、大きな舞台に慣れて、遠くにいってしまった気がしていた。
終盤のMCでは、かわEやハッピーウェディング前ソングでヤバTを知った人が、モッシュやダイブをしてめちゃめちゃに楽しんでいるところが見たいと繰り返し訴えた。
その後演奏された曲、そのMCに感化されたように、自然と体が動いた。
信じられないくらい楽しかった。
と、同時に涙が止まらなかった。
私は自分が思っている以上にヤバTが、ヤバTの音楽が、大好きなんだと思った。
繰り返すようだが、確かにヤバTは変わった。
私の知っている彼らより、何倍もかっこよくなっていた。
距離だって、事実として遠くなっているのかもしれない。
だけど今のヤバTは、とにかくかっこいい。
面白くてキャッチーなだけのバンドではなかった。
「 いつまで続くか いつまでやれるか 分からんものに 全力かけて 俺らが あんたらが かきまわす番や 」— ゆとりロック
私は、バンドといういつ死ぬか分からないものに全力をかける彼らが、色々な人を巻き込んで音楽業界をかきまわしていくのをずっと見ていたい、と今回のライブで思った。
「紅白に出たいです(笑)」を、それから数年で「来年こそ絶対に紅白に出ます。」に変えてしまうようなバンドなのだ。
誰もが不可能だと笑うようなことをいつのまにか、可能にしてしまう、手の届く範囲に持ってきてしまう。
「それっぽい言葉 それっぽく俺が 並べても 伝わらないから」— かわE
こやまさんは、不器用なのかもしれない。
バンドの知名度が上がれば上がるほど、とんでもないプレッシャーがかかっているはずだ。
だけど毎回それを跳ね除けて、ユーモアのあるキャッチーな楽曲を生み出し続ける。
愛やら恋やら王道のラブソングみたいに言いたくないから、別の言葉で、アルファベットで!なんて、こやまさんにしかできない表現の仕方だ。
そんな彼の真っ直ぐなMCだからこそ、響いた。
きっとそう。
好きなバンドが変わってしまった、とウジウジしていた自分が恥ずかしい。
誰もやっていないような方法で音楽を楽しみ、驚くようなスピードで音楽業界を駆け回る彼ら。
そんなことを思っている暇なんてなかった!と、今更気付かされた。
私はこれから、いつだって「今」のヤバイTシャツ屋さんを見ていたい。
絶対に「今」が1番かっこいい、面白い、素敵なバンドだと思うから。
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