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ヒトリエに起こったことを振り返って

2019→2020

あれからもうすぐ、1年が経とうとしている。

追いかけ続けてきたバンドのボーカルがこの世を去ってから。
 
「お知らせ」が来て。沢山の人が泣いて。追悼式があって。気持ちは4人で来てる3人のツアーが始まって。FCライブ中にベストアルバムが発表され。めまぐるしく環境が変化していった。
 
この音楽文でも、沢山の思い、感謝、後悔、悲しみが綴られていることを知りました。
彼らと比べると拙い文章になりますが、率直に。2014年から追いかけてきた側の気持ちだけを書こうと思います。
 
まず、「お知らせ」が来た時の話。

もしかしたら一部には酷いって言われるかもしれませんが、直ぐに泣けませんでした。

理解が追いつかなかったのです。
 
後は仕事中の合間に見てしまったのもあり。

正確には、感情が麻痺した感覚を覚えました。
就業時間が終わるまでは真面目に何事もなく仕事しているように見せかけて、実際は何も手につきませんでした。
 
後から色んなコメントを見て、直ぐに泣けたという人が、ある意味羨ましかったです。不快に思われたらごめんなさい。
 
家でお風呂に浸かりながら「アンノウン・マザーグース」を聴いて、やっと涙が出てきました。

彼が生きていたこと。目の前で汗を流しながらギターを掻き鳴らしていたこと。MCで毎回音楽について熱く語っていたこと。シノダさん達メンバーのゆるい話に鋭いツッコミをしていたこと。毎回観客に向かって深々をお辞儀をして、ニコニコしながらステージを去っていったこと。

全てが目に焼き付いて離れないんです。

追悼式でリーダーの写真を前にして、やっと感情が戻ってきました。さすがにあの場に立ってしまうと涙が止まりませんでした。
お別れを言うつもりだったんですけれども、あまりにリーダーとの、ヒトリエとの思い出が蘇って、やっぱり好きなので「さようなら」なんて言えませんでした。
 
リーダーに関しては、ボカロPとしてのwowakaの曲も大好きでした。けれど、自ら歌う決断をしてヒトリエを立ち上げて、歌い続ける彼と、彼が大好きなファンの皆が踊ってるyoutubeのライブ映像を見て、強烈に惹かれました。
 
皆、きっかけがたまたまズレてしまったことがきっかけで、4人のライブを生で観れてない方もきっと多いのでしょう。

私も、あの時あのネットニュースを見てなかったら、恐らく訃報でバンドの存在を知ることになったと思います。
 
これも一部に恨みを買う発言かもしれませんが、全通とまでは行かなくても色んな場所までライブを見に追いかけた日々が、今となっては宝物です。
東京、千葉、群馬、宇都宮、名古屋、大阪、静岡、…

その静岡が、私が見た4人の最後のライブでした。
 
今も、3人のライブだと分かった上で次のツアーのチケットをとりました。
矛盾しているんですけど、辛いのに、悲しいのに、彼らの曲を聴きたくなってしまうし、3人にも会いに行ってしまうんです。
 
そうしたら、何だかリーダーが笑ってくれるような気がするので。

聴けない、受け入れられない、それは正常な反応です。
ぜひ3人のも行きましょう!なんてことは私からは言いません。言えません。好きであればある程難しい問題です。
私も前みたいにずっと聴いてると平常心を保てなくなるので、ウォークマンで聴く頻度はかなり落ちました。
けれど、自分の情緒のブレはどうであれ、私個人としてはこれから先のヒトリエを見届けたいと思っています。
「リーダーが認めた」彼らの演奏が最高なので。
 
以上、整理しきれない気持ちを整理したく、ここに記します。
読んでいただき、ありがとうございました。
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