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UNISON SQUARE GARDEN 16周年開始に寄せて

人生を彩る魔法のような音楽

〘 今 目の前の君が明日を生きれるくらいには
ありえない不条理は ぶっ蹴飛ばしていけ〙
(桜のあと(all quartets lead to the?)/歌詞引用)

〘 だから、生きてほしい!〙
(Invisible Sensation/歌詞引用)

2020年5月14日 17:00に公開されたUNISON SQUARE GARDENの今後の活動に関する情報洪水を経て、今なお興奮が冷めやらない。
今の自分が、明日に向かって前向きでいられるのは、勝手に拠り所にしている音楽がどんな時でも変わらずに鳴り続けているからだ。
人生を彩ってくれた、魔法のような存在、ロックバンド〘 UNISON SQUARE GARDEN〙への、今抱いている想いを歪ながら形にしてみた。
 
2020年、3月頃から、新型コロナウイルスというものが、世界を脅かし始めた。
とはいっても、自分は専門家でもなければただのしがない一般人なので、このウイルスについて、語ることは無い。ただ、毎日を健康に生きられるよう、世の中への被害を最小限に抑えるよう、自身の予防と蔓延を防ぐための自粛をするだけだ。
新型コロナウイルスは、人の密集している・換気の少ない所で蔓延してしまうそうだ。よって、自粛を余儀なくされたものが数多くあり、そのうちの一つがライブだ。とあるライブハウスにて、感染が広がってしまったという事実は、これからの音楽業界にも大きな打撃を与えてしまったのだと思う。

予定されていた、大切なライブ「fun time HOLIDAY 8」は、開催が見合わせとなった。2020年4月2日から4月18日において8公演の予定であったが、3月26日には、延期の形で調整するというお知らせがあった。
更に、uP!!! SPECIAL LIVE HOLIC extra vol.4、VIVALA ROCK 2020、JAPAN JAM 2020、POP HILL 2020にも出演が決まっていたが、こういった音楽フェス等も軒並み中止・延期である。
しかし、悲しみはない。それは、UNISON SQUARE GARDENからのこのメッセージに救われるからだ。

「この先の未来にもちゃんとロックバンドは生きている」
「当たり前の様に楽しいことを今現在も考え続けています」
「どうすることもできない世の中の動きに必要以上に後ろ向きになることなく、それでも楽しめる何かを探して欲しいです。それがロックバンドなのであれば引き受けます。」
(上記、UNISON SQUARE GARDEN公式サイトより引用)

こんな言葉をくれて、なにを悲しめというのか。どこまでもUNISON SQUARE GARDENは赤の他人に優しい。寄り添うとはまた違う、あくまで他人同士であることは違わず、程よい距離感で、こちらを安心させてくれたのだ。

また、上記のフェスにおいては、一部、中止に伴う有難い優しさの形として、無料での過去音源の公開が行われた。他にも、様々なアーティストは無観客でのライブ実施やその公開、SNSによる歌や演奏の動画公開および、多数のアーティスト同士でのコラボレーションなど、ライブハウスが使えなくとも、音楽というものは決して自粛しないことをまざまざと感じさせてくれるのだった。

では、UNISON SQUARE GARDENという、「自分たちが楽しいと思う曲をでかい音でステージでやる、それだけ」の至極シンプルなロックバンドはどうするか?

…なにもしないのだ。ライブ延期に対するチケット払い戻し可能という誠実な対応やライブに即したグッズの先行発売以外には、特に無し。
今までにないような特別なことは何もせずに居てくれる。実はそんな温度感が堪らなく嬉しいし、心からそんな3人を愛しいと感じている。
ライブが、姿が恋しくないと言ったら嘘になるし、アーティストによる特別な試みに、心躍らないと言ったら嘘になる。もちろん、実際に界隈で行われているそのような試みは非常に素晴らしいと思う。
だが、UNISON SQUARE GARDENにおいては、この形が最も間違いのない未来に向かっていると信じられるのだ。更に、ブログにて、田淵智也さんは言葉を少々紡ぐ。
きっと今は、次のライブの準備をしているのだという希望に繋がっている。

そんなところが、私の考えていたUNISON SQUARE GARDENであって、心から嬉しい。それが全てである。
UNISON SQUARE GARDENの3人は、上記したように「自分たちが楽しい」を決して譲ることがない。だから、どちらかと言うとリスナー側を楽しませんとする試みには積極的じゃなくていい、と物好きと称されるものの1人、自分はそう思っている。

さて、2020年5月14日 17:00。
遂にUNISON SQUARE GARDENが動き出す。「華々しく16周年をしきり直す」とのことだ。
UNISON SQUARE GARDEN公式サイトの最新情報と田淵智也さんのブログが全てだ。UNISON SQUARE GARDENはどんな時代になったとしても〘今世紀には今世紀のやり方がある〙(シュプレヒコール~世界が終わる前に~/歌詞引用)から、ロックバンドは生きている。

たとえ、この世界が元通りにならず、万が一ライブハウスがなくなってしまったとしても、UNISON SQUARE GARDENは変わらずに大きな音を鳴らすだろう。その時代に則した形で。
それはひとえに、UNISON SQUARE GARDENの根幹が確固たるものであるからだ。自分たちのために音楽をやる。
そして、そんな姿にどうしようもなく惹かれた自分は、彼らの音楽の中に現れる「君」の一人となっている。
〘君が手に取る瞬間に それは確かに君のもの〙
(リトルタイムストップ/歌詞引用)
〘溢れ出すリズムは君のもの〙
(Instant EGOIST/歌詞引用)

あくまで、バンドと君。自分がどうなのか、と常に真っ直ぐに向き合うスタンスがどうしようもなく自分の心に突き刺さって離れないのだ。
世界が終わる前にUNISON SQUARE GARDENを聴いていたいし、世界が始まる音はUNISON SQUARE GARDENしかない、と心から思っている。
そんな自分で、今をちゃんと生きていきたい。
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