「ナオミ&チャイナタウンズ」アコースティックライブ
~ 茜色の空のもとに、笑顔を乾杯を ~
2020年7月30日
81
「ひっさしぶりやなぁ~!」
来店した、お客さんの顔を見るなり、みるみるうちにタイガさんのイカつい顔も頬が緩み笑顔になる。
LINDA GARAGEにはレノンの「B-BOP-A-LULA」が流れている。開演前にジム・ビームのハイボールを1杯。よく冷えている。
木製の四角いテーブル。18時41分、穏やかに時が流れてゆく。
ベレー帽を被り、黒のライダーズ、ブルー・ジーンズに身を包んだタイガさんが、ビールの小瓶を片手に、”距離を保ちつつ ”それぞれのテーブルを回り、
今日、来場してくれた1人1人と、乾杯していく。その様子を眺めていると、私のところにも。感激の瞬間だ☆
正面にステージが見える。壁に掛かったギターが2本。左右のスピーカー、
マイク、カフォーン、ギター、譜面立てと椅子・・・
カウンターには、女性客が腰かけていて、テーブルや壁際の長椅子にも寛いだ表情の人たちがいる。レノンの『Rock′n Roll』アルバムも終り
Bruce Springsteenのナンバーが流れて来た。
『Born To Run』映画「カセットテープ・ダイアリーズ」の本編にも登場した曲だった。
ナオミさん、タイガさん、HARAchanがステージに現れた。
「今日は、集まってくれて、ありがとうっ!」
ブルース・ハープをくわえホルダーにセットすると、いきなりギターを走らせ始めた。観客から手拍子が沸く。1曲めは昨年9月にリリースしたアルバム
『月夜のランデブー』に収録されている曲、「茜色の空に」。
” 街から街へ根なし草 旅暮らし
唄い続けてしゃがれた俺の声じゃ
君が眠る街の空には届かない
茜色の空に君を想いながら ”
(「茜色の空に」)
歌い終えてすぐにタイガさんのMCが場内を笑いの渦にしている。
「パラダイス」を歌ったあとに、ナオミさんの方を向き、
タイガ:「アルバム出したん、いつやったっけ?」
ナオミ:「昨年の、んー6月?」
タイガ:「・・・9月、やな!」
ナオミ:「まちがえたわっ、ゴメン」
タイガ:「ええよ、おまえなら」(笑)
その最新アルバムの、タイトル・ナンバー「月夜のランデブー」を演奏した。
髪をバッサリ切って、リーゼントでキメたナオミさんのコーラスが素敵だ。
「夢で踊りましょ」
タイガさんのハープの音色が、ここLINDA GARAGEから茜色の空へと響きわたる。転調。?
タイガ:「わ、ワン・モア?」
原chan:(うんうん)と無言でうなづいているw
ギターとベースの音が何となくズレたまま曲が終わってしまうが、すかさず
タイガ:「動画とか撮ってたら、”ここ”うまく編集しといて!」
大爆笑 !!
昨日は映画を観て、暗がりの中で一人で哭いていた。
今日はこの店に来て、ライブが始まってから、私は笑いっぱなしだ。
マスクをつけて人ごみを避け、話さずしゃべらず誰とも会わず、頭がオカしくなりそうな日々に、私は「感情」が死んでいくのをただ待つしかなかったが、
人はやはり決して1人では生きてはいけない生きものなのだと思う。
次の曲はナオミさんが、ボーカルを執るようだ。
ナオミ:「Uu- Uu- Uu-♪」
ナオミさんが、気持ちよさそうに目をつむりコーラスを始めた。
タイガ:「おいっ!」
ナオミ:(目を開けてタイガさんの方を見る)。
タイガ:「お・ま・え・が、歌うんやろ?」
ナオミ: ハっ、と我に返り、「あああ、そうやった!」
腹がよじれそうだ、助けてくれ!
「あの街角」のあと、「酔っぱらっちゃった」と続く。
そして、前作アルバム『キャバレーミュージック』から、HARAchanが歌う
「Drive Me Crazy」観客が大喜びだ。
普段は、ドラムを叩いているナオミさんが、このライブの日のために、密かに孤独練習を重ねていたギターで登場する。
タイガ:「次は、ナオミが作った曲です」
ナオミ:「CRAZY HEART-BEAT」
ライブのラスト・ナンバーは、BRANKY JET CITYのナンバーを演奏する。
タイガさんから、「ちょっと休憩入れましょうっ!」のひと声で、会場からは
大きな拍手が沸き起こり、客電がともり、店内にチャック・ベリーのライブの
Filmが、スクリーンに映し出されている。
艶やかな歌声、笑いのツイスト、観客全員ノック・アウトの楽しい夜だった。
*『ナオミ&チャイナタウンズ』
2012年12月、大阪にて結成。
Vo、タイガ、Gu、バリン、Ba、HARAchan、Dr、ナオミの4人編成。
昨年9月に、新作アルバム『月夜のランデブー』をリリース。
来店した、お客さんの顔を見るなり、みるみるうちにタイガさんのイカつい顔も頬が緩み笑顔になる。
LINDA GARAGEにはレノンの「B-BOP-A-LULA」が流れている。開演前にジム・ビームのハイボールを1杯。よく冷えている。
木製の四角いテーブル。18時41分、穏やかに時が流れてゆく。
ベレー帽を被り、黒のライダーズ、ブルー・ジーンズに身を包んだタイガさんが、ビールの小瓶を片手に、”距離を保ちつつ ”それぞれのテーブルを回り、
今日、来場してくれた1人1人と、乾杯していく。その様子を眺めていると、私のところにも。感激の瞬間だ☆
正面にステージが見える。壁に掛かったギターが2本。左右のスピーカー、
マイク、カフォーン、ギター、譜面立てと椅子・・・
カウンターには、女性客が腰かけていて、テーブルや壁際の長椅子にも寛いだ表情の人たちがいる。レノンの『Rock′n Roll』アルバムも終り
Bruce Springsteenのナンバーが流れて来た。
『Born To Run』映画「カセットテープ・ダイアリーズ」の本編にも登場した曲だった。
ナオミさん、タイガさん、HARAchanがステージに現れた。
「今日は、集まってくれて、ありがとうっ!」
ブルース・ハープをくわえホルダーにセットすると、いきなりギターを走らせ始めた。観客から手拍子が沸く。1曲めは昨年9月にリリースしたアルバム
『月夜のランデブー』に収録されている曲、「茜色の空に」。
” 街から街へ根なし草 旅暮らし
唄い続けてしゃがれた俺の声じゃ
君が眠る街の空には届かない
茜色の空に君を想いながら ”
(「茜色の空に」)
歌い終えてすぐにタイガさんのMCが場内を笑いの渦にしている。
「パラダイス」を歌ったあとに、ナオミさんの方を向き、
タイガ:「アルバム出したん、いつやったっけ?」
ナオミ:「昨年の、んー6月?」
タイガ:「・・・9月、やな!」
ナオミ:「まちがえたわっ、ゴメン」
タイガ:「ええよ、おまえなら」(笑)
その最新アルバムの、タイトル・ナンバー「月夜のランデブー」を演奏した。
髪をバッサリ切って、リーゼントでキメたナオミさんのコーラスが素敵だ。
「夢で踊りましょ」
タイガさんのハープの音色が、ここLINDA GARAGEから茜色の空へと響きわたる。転調。?
タイガ:「わ、ワン・モア?」
原chan:(うんうん)と無言でうなづいているw
ギターとベースの音が何となくズレたまま曲が終わってしまうが、すかさず
タイガ:「動画とか撮ってたら、”ここ”うまく編集しといて!」
大爆笑 !!
昨日は映画を観て、暗がりの中で一人で哭いていた。
今日はこの店に来て、ライブが始まってから、私は笑いっぱなしだ。
マスクをつけて人ごみを避け、話さずしゃべらず誰とも会わず、頭がオカしくなりそうな日々に、私は「感情」が死んでいくのをただ待つしかなかったが、
人はやはり決して1人では生きてはいけない生きものなのだと思う。
次の曲はナオミさんが、ボーカルを執るようだ。
ナオミ:「Uu- Uu- Uu-♪」
ナオミさんが、気持ちよさそうに目をつむりコーラスを始めた。
タイガ:「おいっ!」
ナオミ:(目を開けてタイガさんの方を見る)。
タイガ:「お・ま・え・が、歌うんやろ?」
ナオミ: ハっ、と我に返り、「あああ、そうやった!」
腹がよじれそうだ、助けてくれ!
「あの街角」のあと、「酔っぱらっちゃった」と続く。
そして、前作アルバム『キャバレーミュージック』から、HARAchanが歌う
「Drive Me Crazy」観客が大喜びだ。
普段は、ドラムを叩いているナオミさんが、このライブの日のために、密かに孤独練習を重ねていたギターで登場する。
タイガ:「次は、ナオミが作った曲です」
ナオミ:「CRAZY HEART-BEAT」
ライブのラスト・ナンバーは、BRANKY JET CITYのナンバーを演奏する。
タイガさんから、「ちょっと休憩入れましょうっ!」のひと声で、会場からは
大きな拍手が沸き起こり、客電がともり、店内にチャック・ベリーのライブの
Filmが、スクリーンに映し出されている。
艶やかな歌声、笑いのツイスト、観客全員ノック・アウトの楽しい夜だった。
*『ナオミ&チャイナタウンズ』
2012年12月、大阪にて結成。
Vo、タイガ、Gu、バリン、Ba、HARAchan、Dr、ナオミの4人編成。
昨年9月に、新作アルバム『月夜のランデブー』をリリース。
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