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「悲しみの果て」を大切にしたい

エレファントカシマシの軌跡に魅せられて

<平成〇〇年代ヒットソング>
テレビでよく観るヒットソングランキング番組や、発売されている年代ヒットソングCD。
昔はそういった番組を観たり、家族で出かけるときに車内では両親の好きなちょっとむかしのヒットソングをかけていたため、自分が物心つく前に流行っていた曲でも耳に馴染んでいた。
 
『くだらねえとつぶやいて 醒めたつらして歩く』【今宵の月のように】
『悲しみの果てに 何があるかなんて 俺は知らない 見たこともない」【悲しみの果て】
 
うんうん、聴いたことある。
 
たくさんあるヒットソングの中で、この2曲を何かしらの機会で耳にすることも多かった。
耳にするたびに、「この歌うたってるアーティストて誰だっけ?」と聞いて、「あぁ~エレファントカシマシ。聞いたことある。」なんて会話をいつもしつつ。
  
月日は流れて29歳。
ソロ活動していた宮本浩次さんのファンになり、今までなんとなく聞いたことのある”エレファントカシマシ”というアーティストの存在をきちんと認識することになった。
サブスクで漁るようにエレカシの曲を聴く。
どれもこれもかっこよくて身に染みる曲ですっかりエレカシのファンになった。
 
エレカシは30年以上活動していることや、レコード会社を転々としていたことも、宮本さんが耳の病気を患って活動休止していた時期もあったことも、ファンになってから初めて知ったことはたくさんあった。

たくさん知ったことの中で特に驚いたこと。
それは、デビューしてそれまで所属した事務所と契約が切られ、再起をかけた楽曲が『悲しみの果て』だということ。
  
えっ!そうだったんだ!
  
昔からなんとなく耳にしたことのあるあの曲、そうやって生まれたんだ。

大きな挫折を味わって、苦しくてもがきながらも、生まれたのが『悲しみの果て』だったんだ。
 
驚いたと同時に、とてもとても感動した。
 
そして急に歌詞のひとつひとつの重みが変わった。
私はファンとしてこの『悲しみの果て』をずっと大切にしていこうと思った。
  
「ぼくのレコード会社、いつになったら決まるんだろう。」
下北沢シェルターで悲しみの果てを披露する当時の映像をテレビで見るたびに、ぎゅっと胸をしめつけられる思いになる。
  
この出来事を知って以来、ライブ映像で『悲しみの果て』を観るたびに感動して目頭が熱くなるようになった。
   
『ヒットソング』にいたるまでの軌跡はとてつもなく果てしないものだったんだろうなと思う。
なんとなく聴いたことのある、なんとなくでも忘れられないメロディと歌詞の曲のすごさに気づくまでの私の軌跡も長かったね。
 
エレファントカシマシの魅力に気づくことができたので、ずっと応援していきます。
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