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BUMP OF CHICKENとの約束

約束が果たされるその日まで

次にライブがあるのはいつだろう。
そんなことを考えると、途方に暮れるような気持ちになる。

約束してくれたから、絶対にあるって信じてるし、信じたい。長くかかりそうだけど、5年でも10年でも待ちたいと思っている。
でも、5年でも10年でもって言ってはみたものの、そんなに先の未来に、自分がライブに行ける保障なんてどこにもない。もっと言うと、生きている保障だってない。もう30代なのか、まだ30代なのか、よく分からないけれど、少なくとも20代の頃よりは年齢を意識するようになった。だいたいBUMP OF CHICKENだってあんなにかっこいいけど、実は平均年齢40.5才だ。
ライブが行われない時間が、期間が、ただただ過ぎていく。あと何回行けるのか分からないのに、その回数が見えないところでどんどん減らされている気がする。何もできないまま削られていく時間が惜しい。

最近「宇宙飛行士への手紙」をよく聴く。もともと好きな曲だけど、前述した気持ちに当てはまるところが多いのだと思う。4つ打ちのリズムでしっかりと着実に前に進んでいく感じが心地よく、着実に進んでいった先のギターソロが際立つ曲。
 
《出来るだけ離れないで
いたいと願うのは
出会う前の君に
僕は絶対出会えないから
今もいつか過去になって
取り戻せなくなるから
それが未来の 今のうちに
ちゃんと取り戻しておきたいから》
 
取り戻せなくなる今が増えていく。積み重なっていく。
「今」の大切さをBUMP OF CHICKENに何度も教えてもらったから、ただただ過去になっていく今を見送るだけの毎日が怖い。仕方のないことだと分かってはいたけれど、レギュラーラジオさえ休止になっていた4ヶ月はとても長く感じた。

でも、その4ヶ月を支えてくれたのは、やっぱりBUMP OF CHICKENの音楽だった。
 
《そしていつか星になって
また一人になるから
笑い合った 過去がずっと
未来まで守ってくれるから》
 
10年前の曲も、20年前の曲も、最近の曲も、聴けば聴くほど、私の中で心強い支えになっていく。そしてそれはきっと、これからもずっと続いてく。離れていても、曲はいつでもそばにいるとライブの終わりに言ってくれたけれど、こんなにも実感する日が、こんなにすぐに来るとは思わなかった。
ライブで笑ったこと、泣いたこと、歌ったこと、全身で音楽を聴いたこと。あの時のことが、あの感覚が、未来の今の私を守ってくれている。すっかり過去になってしまったし、記憶も薄れていく一方だけど、それだけは紛れもない事実として残っている。
 
4ヶ月の沈黙を経て、BUMP OF CHICKENの新曲の情報が届いた。いつかライブで聴ける日まで、過去の光を頼りにして、今をしっかりと進んでいきたい。
 
《》内はBUMP OF CHICKEN「宇宙飛行士への手紙」より引用
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