欅坂46の嘘と真実。
平手友梨奈が中心の欅坂46になってしまったのは、僕たちが原因なのかもしれない。
2020年9月1日
32
欅坂46のベストアルバムの発売が発表された。
駆け抜けた5年間の集大成。
新しいグループに生まれ変わるためのけじめ。
たくさんの思いと感情が詰まった、そんな作品になると感じてる今。
少しだけ欅坂の事を書いてみようと思う。
欅坂46=平手友梨奈
これが世間一般の声。
そう、いつの日からか、
欅坂46のニュースや話題の中心には平手友梨奈がいた。
いつの間にか、良くも悪くも、
欅坂46=平手友梨奈
そんな図式ができてしまったのだ。
デビュー曲である「サイレントマジョリティー」で、
最年少であるにも関わらずセンターを務めた平手ちゃんに、
注目が集まるのは当然のこと。
楽曲の世界観もあり、欅坂46に対しての若者たちからの支持は絶大で、
その人気は、アイドルファンだけでなく、
バンド好きな音楽ファン、さらにはバンドマンや芸能人、
そしてお茶の間にも広がっていった。
ただ、欅坂46の人気が加速し加熱する一方で、
グループの在り方に歪みができてしまった。
僕はそう思う。
欅坂46の中心には平手ちゃんがいて、
その存在感や求心力はどんどん増していった。
センターを務めてたこともあるし、当然ではあるのだけれど、
世間の声はあまりにも、平手ちゃんに偏りすぎたのかなと。
ここで、平手友梨奈一強体制は、
欅坂に関わる人たちに様々な変化をもたらしたのではと推察する。
①運営の意識
これは、グループの方向性を決めつけ加速させてしまったのかなと。
「大人たちに支配されない」「社会への反発」
「笑わないアイドル」「欅坂のセンターは平手友梨奈」
といった世間のイメージが強くなりすぎて、そこからの脱却が難しくなり、
もっと様々なアプローチをする予定だったのに、
歯止めが利かなくなってしまった。
今の時代はファンの声が大事だから、そこに気を遣いすぎたり、
もしかしたら、
周りの大人たちが平手ちゃんに頼ってしまう部分もあったかもしれない。
大人たちが考えたシナリオが、世間の声に引っ張られる形になり、
軌道修正がうまくいかなかったという推察。
②平手ちゃん本人の意識
趣味はお笑い番組を観ること、音楽を聴くこと。
デビューした時は、14歳の中学生の女の子。
そんな平手ちゃんへの期待や世間の様々な声。
きっと想像以上の不安や孤独に襲われたと思う。
僕がここで考えるのは、「不協和音」の歌詞に込められた思い。
社会へのメッセージ性もあるが、もしかしたら、
メンバーに対しての平手ちゃんの声であったのかもしれないということだ。
みんなが妥協しても自分は妥協しない。
仲間と思ってたのに、意見が食い違ったりで少し壁ができ、
世間の声のせいで、いつの間にか欅坂の絶対的センターは自分。
みんなそれぞれ個性があって最高のメンバーなのに。
そんなちょっと歪み始めてしまったグループの現状への、
「僕は嫌だ」
世間に欅坂=平手友梨奈って思われたくないなら、
共に戦って成長しよう、もっと張り合ってよという思いでの、
「僕を倒してから行けよ」
ってこともあるのかなと。個人的な勝手な推察ではあるけど。
③メンバーの意識
これはひとことで言うと、
平手ちゃん頼みになってしまったのではないかということ。
グループだけど、みんながライバルであることに変わりはない。
誰だって目立ちたいだろうし、注目されたいと思う。
(全員がそうではないかもしれないけど)
いつかはセンターって頑張っていたけど、
世間の声は、平手ちゃん一色。
平手ちゃんが凄いのは、一番近くで見ているから分かる。
でも、自分だって頑張ってる。
そこで平手ちゃんへ嫉妬するもの、平手ちゃんをサポートするもの、
ふたつに別れてしまったのかなと。これも勝手な推察。
④ファンの意識
グループなので推しが分かれるのは当然のこと。
誰だって自分の推しに活躍してもらいたい。
平手友梨奈一強体制へのファンの思いは、
平手ちゃんが好きか嫌いか。
平手友梨奈が中心の欅坂46を好きか嫌いか。
まあ、この2点かなと。
そしてこのファンの思いが、SNSで発信されたりで世間の声として、
大きくなりメンバーや運営にも届き少なからず影響を与える。
これをふまえると、冒頭での、
「欅坂46=平手友梨奈、そんな図式ができてしまった」
これは、
「欅坂46=平手友梨奈、そんな図式を作ってしまった」
と言うのが正しいのかも。
平手友梨奈が中心の欅坂46になってしまったのは、
世間の声に影響され、ひとまとめにされた総意で、
僕たちが原因なのかもしれない。
メディアや大衆の声で、あるもののイメージが出来てしまう事はよくある。
ただ、今はSNSの声が世論となり流行を生み出す時代。
僕らファンの声がイメージだけではなく、
欅坂46そのものを変えた可能性はないとは言えない。
メディア?SNS?ファンの声?
果たしてそれが、欅坂46の何を知っているのだろうか。
アイドル。アーティスト。芸能人。
良い顔を見せるの当然、もちろん裏表がない人もいると思う。
だけど、僕らだって人前では良い顔をしたり本音を隠したり、
誰だっていい人を演じながら生きている。
作られたイメージが一人歩きして、
負の連鎖を起こしてしまう事はよくある事。
僕達は欅坂46の事を、
知った気になっているだけで、本当は何も知らない。
偏見かもしれないけれど、
欅坂には盲目的な熱狂的なファンが多く、
メンバー達と同じくらいの年代、楽曲に共感する若い世代は、
なかなか冷静な見方が出来ないかもしれない。
もちろん、真実がある程度見えている人もいると思う。
でも、今はきっと、
作られたイメージ=嘘
で真実が歪みすぎている。
欅坂46は嘘と真実のバランスがおかしくなってしまった。
ファンや世間の総意によって作られたイメージが、
いつしかメンバーを苦しめ、もしかしたら周りの大人たちをも、
疲弊させてしまったのかもしれない。
欅坂46の嘘と真実。
「ROCKIN'ON JAPAN 10月号」で、
平手ちゃんが何を語っているか。
映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」で、
どこまで本音が語られているのか。
ドキュメンタリーとは言え、
作品として編集されているものであるから、
もちろん全てではないと思う。
でも、かなり深いところまで、
今まで見えていなかった、いや見せていなかった、
欅坂の真実を明かしてくれるのではないかと期待している。
あとはそれを受け取る側の僕たちが、
真実をねじ曲げてしまわないように。
最後に。
僕たちの未来と欅坂46の未来が、
キラキラ輝いたものになることを願ってます。
駆け抜けた5年間の集大成。
新しいグループに生まれ変わるためのけじめ。
たくさんの思いと感情が詰まった、そんな作品になると感じてる今。
少しだけ欅坂の事を書いてみようと思う。
欅坂46=平手友梨奈
これが世間一般の声。
そう、いつの日からか、
欅坂46のニュースや話題の中心には平手友梨奈がいた。
いつの間にか、良くも悪くも、
欅坂46=平手友梨奈
そんな図式ができてしまったのだ。
デビュー曲である「サイレントマジョリティー」で、
最年少であるにも関わらずセンターを務めた平手ちゃんに、
注目が集まるのは当然のこと。
楽曲の世界観もあり、欅坂46に対しての若者たちからの支持は絶大で、
その人気は、アイドルファンだけでなく、
バンド好きな音楽ファン、さらにはバンドマンや芸能人、
そしてお茶の間にも広がっていった。
ただ、欅坂46の人気が加速し加熱する一方で、
グループの在り方に歪みができてしまった。
僕はそう思う。
欅坂46の中心には平手ちゃんがいて、
その存在感や求心力はどんどん増していった。
センターを務めてたこともあるし、当然ではあるのだけれど、
世間の声はあまりにも、平手ちゃんに偏りすぎたのかなと。
ここで、平手友梨奈一強体制は、
欅坂に関わる人たちに様々な変化をもたらしたのではと推察する。
①運営の意識
これは、グループの方向性を決めつけ加速させてしまったのかなと。
「大人たちに支配されない」「社会への反発」
「笑わないアイドル」「欅坂のセンターは平手友梨奈」
といった世間のイメージが強くなりすぎて、そこからの脱却が難しくなり、
もっと様々なアプローチをする予定だったのに、
歯止めが利かなくなってしまった。
今の時代はファンの声が大事だから、そこに気を遣いすぎたり、
もしかしたら、
周りの大人たちが平手ちゃんに頼ってしまう部分もあったかもしれない。
大人たちが考えたシナリオが、世間の声に引っ張られる形になり、
軌道修正がうまくいかなかったという推察。
②平手ちゃん本人の意識
趣味はお笑い番組を観ること、音楽を聴くこと。
デビューした時は、14歳の中学生の女の子。
そんな平手ちゃんへの期待や世間の様々な声。
きっと想像以上の不安や孤独に襲われたと思う。
僕がここで考えるのは、「不協和音」の歌詞に込められた思い。
社会へのメッセージ性もあるが、もしかしたら、
メンバーに対しての平手ちゃんの声であったのかもしれないということだ。
みんなが妥協しても自分は妥協しない。
仲間と思ってたのに、意見が食い違ったりで少し壁ができ、
世間の声のせいで、いつの間にか欅坂の絶対的センターは自分。
みんなそれぞれ個性があって最高のメンバーなのに。
そんなちょっと歪み始めてしまったグループの現状への、
「僕は嫌だ」
世間に欅坂=平手友梨奈って思われたくないなら、
共に戦って成長しよう、もっと張り合ってよという思いでの、
「僕を倒してから行けよ」
ってこともあるのかなと。個人的な勝手な推察ではあるけど。
③メンバーの意識
これはひとことで言うと、
平手ちゃん頼みになってしまったのではないかということ。
グループだけど、みんながライバルであることに変わりはない。
誰だって目立ちたいだろうし、注目されたいと思う。
(全員がそうではないかもしれないけど)
いつかはセンターって頑張っていたけど、
世間の声は、平手ちゃん一色。
平手ちゃんが凄いのは、一番近くで見ているから分かる。
でも、自分だって頑張ってる。
そこで平手ちゃんへ嫉妬するもの、平手ちゃんをサポートするもの、
ふたつに別れてしまったのかなと。これも勝手な推察。
④ファンの意識
グループなので推しが分かれるのは当然のこと。
誰だって自分の推しに活躍してもらいたい。
平手友梨奈一強体制へのファンの思いは、
平手ちゃんが好きか嫌いか。
平手友梨奈が中心の欅坂46を好きか嫌いか。
まあ、この2点かなと。
そしてこのファンの思いが、SNSで発信されたりで世間の声として、
大きくなりメンバーや運営にも届き少なからず影響を与える。
これをふまえると、冒頭での、
「欅坂46=平手友梨奈、そんな図式ができてしまった」
これは、
「欅坂46=平手友梨奈、そんな図式を作ってしまった」
と言うのが正しいのかも。
平手友梨奈が中心の欅坂46になってしまったのは、
世間の声に影響され、ひとまとめにされた総意で、
僕たちが原因なのかもしれない。
メディアや大衆の声で、あるもののイメージが出来てしまう事はよくある。
ただ、今はSNSの声が世論となり流行を生み出す時代。
僕らファンの声がイメージだけではなく、
欅坂46そのものを変えた可能性はないとは言えない。
メディア?SNS?ファンの声?
果たしてそれが、欅坂46の何を知っているのだろうか。
アイドル。アーティスト。芸能人。
良い顔を見せるの当然、もちろん裏表がない人もいると思う。
だけど、僕らだって人前では良い顔をしたり本音を隠したり、
誰だっていい人を演じながら生きている。
作られたイメージが一人歩きして、
負の連鎖を起こしてしまう事はよくある事。
僕達は欅坂46の事を、
知った気になっているだけで、本当は何も知らない。
偏見かもしれないけれど、
欅坂には盲目的な熱狂的なファンが多く、
メンバー達と同じくらいの年代、楽曲に共感する若い世代は、
なかなか冷静な見方が出来ないかもしれない。
もちろん、真実がある程度見えている人もいると思う。
でも、今はきっと、
作られたイメージ=嘘
で真実が歪みすぎている。
欅坂46は嘘と真実のバランスがおかしくなってしまった。
ファンや世間の総意によって作られたイメージが、
いつしかメンバーを苦しめ、もしかしたら周りの大人たちをも、
疲弊させてしまったのかもしれない。
欅坂46の嘘と真実。
「ROCKIN'ON JAPAN 10月号」で、
平手ちゃんが何を語っているか。
映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」で、
どこまで本音が語られているのか。
ドキュメンタリーとは言え、
作品として編集されているものであるから、
もちろん全てではないと思う。
でも、かなり深いところまで、
今まで見えていなかった、いや見せていなかった、
欅坂の真実を明かしてくれるのではないかと期待している。
あとはそれを受け取る側の僕たちが、
真実をねじ曲げてしまわないように。
最後に。
僕たちの未来と欅坂46の未来が、
キラキラ輝いたものになることを願ってます。
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