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ソロ・宮本浩次、「うたコン」でエレファントカシマシを歌う!

バンドでない『悲しみの果て』に込める想い。

えっ?宮本さんがソロでエレカシの『悲しみの果て』を歌うの!?

と、初めて聞いたときは、それはそれは驚き以外何物でもなかった。
なんで、バンドとじゃなくて?など、様々な言葉にならない言葉が、我のアタマの中を通り過ぎていった。
けれど、一方で、本邦初公開バンドでない(以降オーケストラと呼ぶことにする)『悲しみの果て』は私にはどう映るのか、興味津々で放送の日を待った。
 
すると、、、どうでしょう。

オーケストラの上品で壮大で重厚な『悲しみの果て』の音が響いてきた。
そして、宮本さんのその声は、オーケストラの演奏にマッチングして伸びやかに、その表情は気持ちよく楽しく歌っているように私には見えた。

また、バンドでは当たり前のギターを持たずにハンドマイクで、まぁ、動きます、動きます。じっとはしていません!

当然『悲しみの果て』では初めて見る光景である。ギター弾かなくてよかったから、その分、歌に集中できたのかな?

と、思うのも、放送数日前に発売したROCKIN’ON JAPAN 2020’10月号 でのインタビュー記事にて、

「俺としては実はソロで出たとしても、エレファントカシマシの宣伝にもなる。宮本浩次が"悲しみの果て"を歌い、宮本浩次が"俺たちの明日"を、歌ったとしても、バンドに返ってくるものは多い。だから、ファンの人にとってはすごくいいことなんです。やっぱりその、曲が持ってる開放感みたいなものっていうのは、俺しか体現できないから、俺が思いっ切りひとりでやったほうが、返ってくるものは多いね。」

(P89 1段1行目より・一部省略)

と、語っていたからである。

続いてもうひとつ、思い出した。

遡って、ROCKIN’ON JAPAN 2020’2月号 でのインタビュー記事でのこと。「うたコン」ソロで初出演の『雨上がりの夜空に』での山崎さん質問に対しての宮本さんの言葉。

「『うたコン』良かったね。ここだけの話、あれ、演奏がロックの人でも何でもないのよ。それこそ五木ひろしさんの歌も、氷川きよしさんのもやらなきゃいけない人たちなのよ。何でもできるから逆によかった」

「俺、びっくりしたもん。なんの主張もなくて歌いやすい、歌いやすい、今世紀史上最高に歌いやすい(笑)、なんのエゴもない」

「ほんとに全国放送向けの。すごかったね。一番歌いやすかった、今までで」

(P120 4段 21行目より・山崎さん質問省略)

宮本さんは、NHKのオーケストラをこれだけリスペクトしているのである。
今回『悲しみの果て』をオーケストラに委ねたわけが、筋が通っていて少しもブレない彼の想いがここにあったのではなかろうか。
そのオーケストラにエレファントカシマシを託したのかもしれない。

確かに、エレファントカシマシの『悲しみの果て』は、私は一等大好き。

けれども、宮本さんが解放感に溢れ気持ちよく楽しく歌えたことにより、新しい形の『悲しみの果て』を全国のたくさんの方に知ってもらうことで、本家本元の『悲しみの果て』を聴いていただける可能性にも導かれ、エレカシの音楽もが浸透し、歌った宮本さんが楽しければ、もう一石二鳥!!

と、考えておられるのかどうかはわからないけれども、少なくともエレカシでない『悲しみの果て』を披露したことには大きな意味があったと私は感じている。

初リリースより24年余り、今までもファンに愛され続けている曲だが、これからもファンでない人達にも聴いてもらいたいエレファントカシマシの代表曲の1曲であることは言わずと知れたことである。

だから、

「みんなの宝物になればいいな。」
 
NHK-FM「ミュージックライン」2019年10月28日OA
『Do you remember?』リリース時に宮本さんが出演された折に、言われた言葉をお借りいたしました。
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