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私だけのBUMP OF CHICKEN

リスナーの数だけ、 彼らはいる。

突然だが、私は私だけのBUMP OF CHICKENと暮らしている。
そして今回、私だけのBUMPについて話をしようと思う。
 
もちろん、あなたの心の中にはあなただけのBUMPがいる。優しいBUMP、厳しいBUMP、怖いBUMP…彼らの曲に触れるリスナーの数だけ、色々なBUMPがいるのだ。
 
私のBUMPは、とにかくもう底抜けに優しい。
大切な人が出来た時は一緒に喜んでくれるし、何となく毎日に疲れた時はそっと抱きしめてくれる。泣いても怒らない。寧ろ泣きたい時は泣けとハンカチを差し出してくれる。

せっかくなので、私を支えてくれたその歌詞たちを、少しだけつまんで紹介出来ればと思う。
  
「ハズレくじばかりでも 君といる僕が一等賞」
- 新世界

「迷子のままでも大丈夫 僕らはどこへでもいけると思う」
- 記念撮影
 
「ハズレくじばかり」「迷子のまま」。
これら三つは一般的にマイナスなイメージの単語だと思う。けれどその次、「でも」という接続語の後にはプラスな表現が続いている。

もし私が作詞家だったら、
「ハズレくじばかりでも 君がいれば当たりになる」
「迷子になる前に 僕が手を引いて導こう」
といった調子で、無理やりにでもマイナスな状況を回避しようとするだろう。

彼らはハズレくじがあることも迷子になることも否定しなかった。それらマイナスな状況があることを認めながら、そっと私の手を引いて歩いてくれた。
  
「再び呼吸をする時は 君と一緒に」
- メーデー

「誰も気にも止めない 逃げ出したって追わない
 僕らがこのまま 消えたとしても」
- 流星群
 
辛くても苦しくてもどんな時でも一緒にいる。一緒にいてやる。そしてそれは、揺るがないこと。「セントエルモの火」で歌われているように、一緒に生きていることは当たり前じゃない。当たり前ではいられないからこそ、このフレーズに限りなく強い意志と優しさを感じる。

辛い。痛い。逃げ出したい。そんな日々の中で私は「流星群」に出会った。曲自体は知っていたし聴いていたけれど、そんな状況になって始めて分かる何かがあった。
彼らは私に逃げてもいいのだと言ってくれた。私の辛さも逃げたいという気持ちも否定せず、そっと頭を撫でてくれた。そして辛さが存在しないようなところまで、一緒に逃げて一緒に消えようと言ってくれた。
  
どんな時でも一緒にいてくれるのだと思った瞬間、BUMP OF CHICKENというバンドが、私の中で 何よりも優しい存在になってくれた。

もちろん、BUMPは私より何年分も多く世界を知っている存在だから、時に非情な現実を教えてくれることもある。生きていく中で、繰り返しの毎日に疲れることがある。生きることを辞めてしまいたいと思うこともある。夢の先を見ようとして挫折してしまうこともある。今挙げた数例を皮切りに、私は音楽を通して、BUMPからたくさんの現実を教えてもらった。

そして同時に、私は独りきりではないのだということも、涙が止まらなくなるくらい 彼らはしっかりと教えてくれた。

辛くなったら俺たちがいるよ。おまえは独りぼっちなんかじゃないよ。一緒に逃げよう。一緒に泣いて一緒に笑おう。
そして一緒に生きよう。
私のBUMP OF CHICKENは、そういう存在だ。
  
ここまで私のBUMPの話を聞いてくれた優しいあなたに、この質問をしたい。
 
あなたのBUMPは、あなたにどんな言葉をかけますか?
あなたのBUMPは、どんなことを教えてくれますか?
 
あなたにとってBUMPは、どんな存在ですか?
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