4141 件掲載中 月間賞毎月10日発表
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

赤いリボン

BUMP OF CHICKENのLIVEって?

BUMP OF CHICKENのLIVEって、

アーティストの熱量
ファンの優しさ

がぎゅうぎゅうに詰まったものだと感じています。

遡ること2年前。
2018年2月10日。

"BUMP OF CHICKEN
TOUR 2017-2018 PATHFINDER Final(事実上のfinal)
さいたまスーパーアリーナ 初日"

この日は私にとって忘れられない1日となった。
というのも、このツアーに参戦するまでの道のりは本当に長かったからである。

関東住みの私は、ツアー初日の千葉県 幕張メッセ、
ツアー7ヶ所目の東京都 新木場STADIO COAST、そしてツアーファイナルの埼玉県 さいたまスーパーアリーナの3回に抽選を挑んだ。

1回目は正直、当たればいいな程度のものだった。
BUMP OF CHICKENというバンドの偉大さを知っていたからこそ、チケットが当たるなどということは夢のまた夢であったからである。
そして、案の定、落選。
残念という感情だった。
次こそはと胸を弾ませ、日常に戻っていった。

2回目は、なぜかワクワクしていた。
もしかしたら、私にもチャンスが巡ってくるのかも!
なんて思ったりして、目をギラギラに輝かせてその時をまだかまだかと待ち続けていたのである。
しかし、そんな都合のよいことは起きず、
またしても落選。
悔しいという感情だった。
次が最後と思うと、日常に戻るには時間がかかった。

3回目は、冷静であった。
これでダメならまたの機会だ
いい意味で冷静で、悪い意味で少し悲観的になっていた。
それでも、諦めなくてよかったと思った瞬間は訪れたのである。
3度目の正直、見事に当選。
嬉しいという感情だった。
次がライブ当日と思うと、もはや非日常である。

このように長いスパンをかけて手にしたライブ。
そしてそれは、私が人生で初めて参戦するライブである。
だから、忘れることはないし、色褪せることもない。

当日、私は午前に物販に行き、ライブへの準備を着々と整えていった。
そして、ゆっくりとその時を待つ。
夕日が差し掛かったころ、入場のアナウンスが響く。

会場に入ると、そこには全国からこの日のためにファンが集っていた。
始まる直前に、多くのファンが腕に何かをつけていた。
当時の私はそれが何かを知らず、自分だけが持っていないことを知ると準備不足を嘆いた。
落ち着きを隠せず、周りをキョロキョロしていると、
後ろの席の方が私の肩をそっとトントンとし、

『ここにありますよ。』

と一言かけてくれた。
それは紛れもなく、みんなが腕につけていた何かで、
それは"PIXMOB"と呼ばれるものだった。
私はその方に頭をペコペコしながら、

『ありがとうございます。』

と一言添えた。

ちなみに、BUMP OF CHICKENのファンって素敵だなぁって思った最初がこの瞬間である。

そして迎えたライブ。
インストゥルメンタルの"pathfinder"が響く。
だんだんと夢の中に吸い込まれていく感覚だった。
そして、ステージ横から彼ら4人が出てくるのを見ると、私は自分の目に映っていることに驚きと喜びを感じた。
これまで通り、あるいは少し入れ替えを加えたセトリで楽曲が着々と進んでいく。

ライブではおなじみの楽曲"天体観測"に加え、私にとってBUMP OF CHICKENと出会うきっかけになった楽曲"アリア"など新旧織り交ぜに楽しむことができた。

終わりが近づくと、藤くんが一言。

『次がラストの曲です、
 みんな今日は本当にどうもありがとう。』

会場ではファンの方々の“えー!"という声が束になっては、散っていく。
私だって、寂しかった。
夢から醒めたくなかったのだから。

そして鳴り響く最後の楽曲"リボン"。

嵐の中をここまで来たんだ
嵐の中をここまで来たんだ
出会って生まれた光 追いかけて

-リボン

このライブのこのバンドの集大成といっても過言ではなかった。
結成20周年を記念して作られたこの楽曲はメロディ、歌詞、どれも素敵であるが、何よりそれを演奏する4人が私には輝いて見えた。
きっと、彼ら4人でしか作り上げることの出来なかった楽曲であろう。

興奮冷めやらぬうちにこの後、アンコール曲2曲を歌い、このライブは幕を閉じた。

それからのことはよく覚えていない。
余韻が酷く耳に残り、気づいたら翌日の朝であった。


それにしても今こうして振り返ってみても、やっぱり
BUMP OF CHICKENのLIVEって本当にいいです。
なんですかね、アーティストとファンで作り上げている感じがして。
正直、私にはよくわからないけど、ただ、そんな感じがします。

今年は世界を脅かすほどのウイルスの到来で、しばらくライブに参戦できていませんが、それはアーティストもファンも同様にして悔しいので誰も責められないですよね。

次ライブを迎えたら、多分いろいろな感情が相まって泣くんだと思います。みんな。
もしかしたら、喜怒哀楽の混在するライブになるかもしれません。
でも、私はやっぱりBUMP OF CHICKENが大好きですから、きっと喜怒哀楽の"喜"でいっぱいになるんだと思います。
それも正直、その時になってみないと私にはわからないですが、そんな気がします。

意地や恥ずかしさに負けないで
心で正面から向き合えるよ
僕らを結ぶリボンは
解けないわけじゃない 結んできたんだ

-リボン

一度解けてしまったリボンは、再び結べばいいと思っているので、私は何も心配していません。

私にできることって、そう唄う彼らを信じて待つことだけなんです。
  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい