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私が知らなかった音楽の力

エレファントカシマシが与えてくれたもの

私は今年の上旬に『宮本浩次さん』のファンになった。
宮本さんは"エレカシ"というロックバンドと"歌謡曲"のよさを教えてくれた。
また、エレカシ は音楽が与えてくれるものと、私の知らない世界にはたくさんのすてきなロックバンドがあることも教えてくれた。

まず、"歌謡曲"。
NHK BSプレミアム 『The Covers』で披露された宮本さんが歌う

ちあきなおみさんの "喝采"

私はそれを聞いた時、宮本さんの力強い歌声が私の心に直接届く感じがした。それと同時に歌謡曲の良さを知ることが出来た。
私はそれまで歌謡曲はダサいと勝手に思っていた。
でも、宮本さんが歌って良さを伝えてくれたのと改めてじっくり聞けた事で歌謡曲の良さを知り、好きになれた。

宮本さんがバンドでCoversに出たりソロとして出たりしてくれることによって私の歌謡曲への興味はどんどん湧いてくる。
沢田研二さんや、山口百恵さんなどなど、名前だけしか知らなくてすごさを知らなかった私に歌うことで教えてくれた。こうやって誰かが歌い続けることで次の世代へと受け継がれていくということを身をもって感じた。

そして宮本さんがボーカルを務めている
『エレファントカシマシ』
ソロの宮本さんを知ってから「エレカシ」というバンドを知った。某動画サイトで "俺たちの明日" と "今宵の月のように" を聞いた。
世代ではないけど何だか聞いたことがあるような気がした。 "俺たちの明日" は出だしからとてもストレートに
 
「さあ がんばろうぜ!」
 
と語りかけてくれる。「頑張ろう!」と言われたりする方もちょっと照れくさい感じになったりするが、宮本さんが歌ってくれるととてもスッと入ってきて心に響く。そこがみんなから愛される理由だと思う。

自粛期間中のおかげで沢山のエレカシの楽曲を知ることが出来た。
曲を聞いていると

「夜風に吹かれながら聴くといいだろうな」

「朝の散歩で聴くといいだろうな」

などと考えるようになった。
そして私は朝早く起きて散歩に出かけた。朝早くから散歩に出かけるなんて初めての事だった。
普段は平凡な街並みなのに曲を聞くだけでキラキラして見えた。その感覚は今でも鮮明に覚えている。

ある日、少し冷たい風が吹き、夕焼けで赤く染った空を見たとき、不意に "風に吹かれて" が聞きたくなったのでかけてみた。
イントロのギター、どこか昭和な雰囲気のメロディー。
思わず立ち止まってしまった。悲しくもないのになぜか涙が出そうになった。心の中が感動でいっぱいになった。
その時音楽の力がどのくらいすごいものなのかを知った。色のない所に色を与えてくれる、悲しい時にはそっと寄り添ってくれる。そんな力が音楽にはあると思う。それを教えてくれたのはエレカシの音楽。

エレカシの楽曲で時々自分には良さがわからない時がある。でもそれは今、分からないだけでまた時間がたって聞いたりするとスゴく感動する。

エレカシのアルバム "町を見下ろす丘" はまだ聞いたことがなかった、だけどある日某動画サイトのオススメで "甘き絶望" が出てきたので聞いてみた。
 
「夢も希望もまどろんでる 甘く切ない絶望」
 
ここのかっこいいメロディーと宮本さんの声をきいて感動のあまり「うおおおお」と頭を抱えた。とてつもなくかっこよかったのだ。

初めてすてきな曲に出会った時、初めて夜風に吹かれながら聞いた時、初めて朝の散歩中に聞いた時、それぞれの初めて味わった感情はもう二度と味わえない貴重なものだと思う。
これから出会った時の気持ち、感情を大切にしていきたい。そう思わせてくれたのがエレカシだった。
 
エレカシは30年以上のキャリアを持っているのでいろいろな方と共演したりしている。
"JAPAN JAM 2011" では泉谷しげるさん、仲井戸麗市さん、と一緒に "雨あがりの夜空に" を歌っていた。それをきっかけに私は『忌野清志郎さん』を知って好きになった。
キヨシローさんのLIVEを見ていると時々「あ、ちょっと宮本さんと似てる」と思う時がある。
エレカシが "RCサクセション" に影響を受けている事がすごく分かる。

私はキヨシローさんが亡くなっているということを知った時、悔しい気持ちになった。
今の時代、昔の映像や音源が綺麗に見られたりする。それはとってもありがたいことだ。だけど私は生でキヨシローさんの聞いたり姿を見たりすることは出来ない。
「この時代に生まれていれば」と何度も思った。
だけど、これからの青春をキヨシローさんの歌とともに歩んでいけるということはとても嬉しい。

キヨシローさんからもすてきなロックンローラーを知った。それは『甲本ヒロトさん』
ヒロトさんを知れたおかげで『ブルーハーツ』に出会えた。
ブルーハーツの歌は詩がとてもストレートで、言いたいことがすごく分かりやすく伝わってくる。さらにヒロトさんの歌声でより心に刺さる。
ブルーハーツの "青空" この歌は今の時代に必要なだと思う。

「生まれた所や皮膚や目の色で いったいこの僕の何がわかるというのだろう」
 
ヒロトさんがこんなに大事なことを歌っていたのに、30年以上たった今でも世界の何処かでは差別が起こっていて、何も変わっていないことを痛感し、悲しくなった。
"青空" は世界の人々に1回は聞いてほしい曲だと思う。
 
上記に書いた「忌野清志郎」「ブルーハーツ」などさまざまなロック歌手やロックバンド、「歌謡曲」など、すてきな音楽があるということを私に教えてくれたのは「エレカシ」なのだ。
エレカシがあっての今の音楽好きな私がある。
いろいろなことを知るきっかけをくれたエレカシにもし、直接会うことがあったとしたらお礼を言いたい。

「ありがとう。」
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