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ゆずが奏でる音楽への覚悟

出発点から未来へ

ゆずのオンラインツアーを毎週見ている。
そして回を重ねるごとにより強く感じるのだ。ゆずが今、歌うことに込めた覚悟を。
ゆずを好きになったのはからっぽというシングルが出た頃だ。
岩沢厚治のあの伸びやかな高音にただただ惹き付けられた。
アルバムは全て持っているが、特に中高生の頃ゆずの曲をよく聞いていたので、いい大人になった今も好んで聴くのはトビラやゆず一家、FURUSATOなど初期〜中期の曲だ。
ライブには数回行ったことがあるだけで、最後に行ったのももう3年前になる。
だから今回、ゆずが5週連続で生配信ライブをやるというニュースを聞いたときは単純に嬉しかった。
これを書いてるのは4日目の前なので、これまでに見たのは3/5だ。
だけど画面越しでも、境界を越えて感じるのだ。ゆずが歌に込めた願い、叫び、喜び、怒り、コロナ禍のこの現状をねじ伏せてやるという力強さを。
これまでの3回のライブでは、出発点や思春期というテーマもあってか初期の頃の楽曲が全体的に多いように思う。
特に、「大バカ者!とののしられて それでも人として生きてゆこうよ」(大バカ者)
「世の中うざったいことばっかでなんもかんも全部捨てちゃいたいね」(種)
など、くだらない毎日だとぼやきながらそれでも自分は自分だと、そっと肯定してくれるような素朴な温もりを感じさせてくれる曲たちだ。
ゆずだって、思うようなライブができない、楽曲製作ができないと、先の見えないやるせなさを感じたりもしただろう。
だけど今画面の向こうからゆずは、無観客ライブだろうとなんだろうと歌ってやるよと、どんな形でもどんな場所でも歌ってやるよと、そんな覚悟を感じさせる力強い歌を届けてくれる。
一時期エンターテイメントは不要不休だというような空気が蔓延っていたけれど、私には音楽はどうしても必要なものだ。音楽が、ライブが、毎日を乗り切る力をくれているのだ。
ゆずの今回のオンラインツアーは、改めてそれを感じさせてくれた。
最終日のテーマは未来だ。出発点から未来へ。
昔、ユズモアというアルバムの帯に、北川悠仁と岩沢厚治の二人だからゆずなのだと書いてあった。
コロナ禍のこのくだらない現状など吹き飛ばして、これからも続く未来へ、ゆずはきっと連れていってくれるだろう。
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