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宮本浩次と「木綿のハンカチーフ」

宮本浩次の心を動かした曲が、多くの人の心を響かせている

   仕事と子育てに没頭することが自分の幸せだと思って疑うこともなく約20年、まもなく娘が成人式を迎えようというある日のことだった。
   エレファントカシマシの「Easy Go」というMVをYouTubeで見たとき、「前向きでカッコいい歌だなぁ」と思った。エレファントカシマシという名前はわかっても、ボーカルの宮本さんの下の名前は知らなかった。直感で「35歳くらいかな」と思った。「え?50歳過ぎてるの?」と驚き、ときめいたその日から、自分の予想を超える数々の奇跡が毎日訪れ丸2年経つ。ここでは省略するが、あっという間に今日この文章を書くまでに至る。

NHK BSP The Coversという番組で、宮本さんは松本隆さんの横で「木綿のハンカチーフ」を披露し「最後まで歌いたいなぁ」と話す。松本隆さんは「この人の歌は優しいんだよね」と語り、「松本隆さんの宮本さんを見る目が保護者みたい」とリリー・フランキーさんが言う場面がとても素敵で幸せを感じた。

   私はTwitterで、The Coversのことを呟き、数日経ったある朝、目覚めると松本隆さんが、私を「フォロー」してくれていた。驚きながら畏れ多くも、松本隆さんをフォローバックさせていただく。それがきっかけで自然と松本隆さんという人物を意識するようになったのかも知れない。松本隆さんは作詞活動50周年で、先日は筒美京平さんがお亡くなりになり、NHKスペシャルで特集されるなど、番組や記事でも目に触れるようになる。

   そんな時、画家の寺門孝之さんという方が、松本隆さんの歌詞を絵画にして「風街ヘブン」という、展覧会を神戸で開催し、そのスペシャルイベント(配信)に、松本隆さんが登場するというので拝見した。
「木綿のハンカチーフ」の話題の時、寺門孝之さんは絵をなかなか完成出来ず、一度、諦めてしまったそうである。しかし、暫くして、筒美京平さんが亡くなり、松本隆さんは「右半身と左半身を引き裂かれるような強いショック」を受けられ、訃報を知らせた太田裕美さんも大変心配されていたが、そんな時、寺門孝之さんが、宮本さんの「木綿のハンカチーフ」の歌唱を聴き、急にムズムズっと胸に響いて、白いハンカチーフを振る、天使の絵を完成させることができたという。松本隆さんに完成したその絵を見せると「筒美京平さんを、天使がハンカチーフを振って お別れの合図をしてる。空へ運ばれるのを見送ることができた。寺門さんに感謝している」と語っていた。

   宮本浩次さんのファンになった私が、たまたま配信を見たから、繋がったことが嬉しかったので、ツイートすると、松本隆さんも寺門孝之さんも、また、いいねとリツイートをしてくださった。その後も松本隆さんのファンの方をはじめ、多くの方が今でも、私のツイートを見てくださっている。

    最近の宮本さんの怒涛の活躍と情報が嬉しいのと同時進行に、自分が幼少期の無意識のころから聴いて曲を聴けば当時の振り付けも 踊れてしまう松本隆さんや筒美京平さんの歌は、実はずっと私の宝物として繋がっていて、これからももっと夢中になっていくことを感じている。
 
   宮本浩次さんのカバーアルバム「ROMANCE」は、自粛期間、宮本さんの心を動かした曲の中から選曲し、誕生した名盤である。

「赤いスイートピー」や「白いパラソル」など
松本隆さんの歌詞と、宮本浩次さんの歌声に感動して、いつも涙がこぼれる。

   宮本さんの心を動かした曲が、宮本さんの歌唱を通して、時間もジャンルも越え、たくさんの人の心を響かせているのだ。
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