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青いまま大人になる

銀杏BOYZ「なんとなく僕たちは大人になるんだ」に寄せて

あと一年で20歳になる。成人。大人。お酒が呑めて、タバコが吸えて、自由に契約が交わせるようになって。人生というものは20年生きると無条件に少し世界が広がるらしい。いきなり今日からあなたは大人!なんてちょっと強引で、ついていけない。

やだなやだな なんとなくいやな感じだ

そもそもその20年に何の意味があるのだろう。20年生きたって50年生きたって、子どものままでガキくさくてアホなやつは山ほどいる。よく子どものままで大人になるなんて言うけれど、みんなはそれに何を感じているのだろう。子どもと大人って何だろう。誰かはっきり説明できる人はいるのだろうか。わかる人がいるのなら、どうか教えてほしい。数字だけじゃない大人と子どもの違いってやつを。

銀杏BOYZは青春だ。誰が何と言おうとこの2文字なのだ。誰の世代とか、誰の過ごした青春とかじゃない。概念としての「青春」なんだと思う。そんな銀杏BOYZを子どもと大人に分けるとしたらどちらだろうか。青いから子どもだろうか。ちょっぴり過激なところもあるから大人だろうか。なんか、違くないか?大人とか子どもとか、そう言った区分けの言葉って必要なんだけど、それに縛られてるようじゃまだまだだ。大人、子ども、青年、少女、おじさん、いろんな言葉がある。年齢ごとに既存の言葉に当てはめていく。でも当てはめただけじゃ何にもわからない。

なんとなく僕たちは大人になるんだ。

なんとなく、っていい言葉だと思う。気がついたら責任が伴ってて、気がついたら守るべきものが増えていて、そんな感じで大人になるんだ。きっと、大人ってそれくらい曖昧なものだと思う。気がついたら、の連鎖で、気がついたらおばあちゃんになる。顔に皺が増えて、悲しい思いを乗り越えて、いずれ気がついたら死ぬんだ。そんな人生が、1番素晴らしい。そんな人生を銀杏BOYZと共に。一生青春でいよう。青いまま大人にだってなれるんだと、彼らは教えてくれた。
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