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SixTONESの楽曲が持つ強さ

1枚目にして名盤、SixTONES『1ST』に寄せて

この『1ST』が一人でも多くの人の耳に届いてほしい、そう切に思った。
もちろん既に多くの人の耳に届いてはいるだろうが、垣根無く多くの人に届いてほしいと思ったのだ。
垣根無く多くの人に、という理由としては、ジャニーズなどいわゆるアイドルの作品にこれまで親しんでこなかった層にも届いてほしいからだ。
そういう層に届くだけの魅力が『1ST』にはあると私は考えている。

その魅力とは、「楽曲だけで成立してしまう強さ」だ。
そもそもSixTONESがアイドルと一概にカテゴライズはできないグループであるとは思うのだが、それでもジャニーズという大枠の中にある点で一旦アイドルとして話を進める。
私自身が持っていたイメージとして、アイドルの楽曲の多くは、一にアイドルのルックス・パフォーマンス・そのアイドルが持つストーリーがあって、その次に音楽が来るイメージがあった。もちろんそれが良くないということでは決して無い。パフォーマンスを特に武器にしているアイドルであればそのパフォーマンス力を活かせる音楽となるだろう。

SixTONESもライブに重きを置いている点があることから、パフォーマンスも武器としているし、彼らが持つストーリーに沿った側面がある楽曲(「光る、兆し」など)もあるという点では、アイドル的側面は確かにある。ただ、メンバーがよく語る、SixTONESの「音楽を」届けたい、という言葉の通り、先述した「光る、兆し」も含め彼らの楽曲は、彼らの持つルックスやパフォーマンス、ストーリーを脇に置き、一に音楽といっても過言ではない、楽曲だけで成立してしまう力があると私は考える。彼らのルックスやパフォーマンスを思い浮かべずとも、楽曲のメロディーやハーモニーといった音色だけでも楽しめてしまう。それを、テレビでのパフォーマンスがあまりないシングルのカップリング楽曲にこれまで感じていたし、今回のアルバム「1ST」の楽曲にも強く感じた。
そういう音楽で勝負できるだけの楽曲の強さというのは、メンバーそれぞれの個性豊かな歌声(持ち前のものであり磨いてきたものでもある)によって生み出されている部分もあるだろうし、彼らの技量・熱量を信頼し、作詞・作曲・編曲・アレンジ・ミックスなどの楽曲づくりに関わる方々によって生み出されている部分も大きいだろう。

強いビートとアジアンなサウンドで、聴いていると自然と体が動きだす楽曲「Special Order」。包み込まれるようなゴスペルを彷彿とさせる厚いハーモニーの層を感じられる「Lifetime」。メンバー曰く“チル系HIPHOP”という、休日の晴れた昼下がりに聴きたくなるような「Coffee & Cream」。THE ROCKという感じの「ST」。
アルバムの楽曲の一部について書いてみたが、これを読んでくださっている方で少しでもSixTONESの音楽が気になっている方がいたら、ぜひ一度、SixTONES公式YouTubeチャンネルの動画「SixTONES "1ST" digeST movie」や、SixTONES『1ST』公式サイトから試聴してみてほしい。まさしく多種多様な楽曲たちが詰め込まれているので、きっと読んでくださっている方の好きなジャンルの楽曲もあるだろうし、普段は聴かないジャンルの楽曲でも、気になる楽曲もあるかもしれない。
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