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鬼滅の刃よりドキドキワクワクする人形劇

Queenと洋楽と人形

人生の中で、ドキドキワクワクできるものは、本当に少ない。私にとっては、それこそが中学生の頃に出会った音楽「ロック」であり漫画だった。漫画は小学生の頃からだけど、別冊マーガレットの発売日をドキドキワクワクして待っていたなぁ。あの頃から、「ガラスの仮面」は傑作だった。今は、鬼滅の刃だろう。ジャンプは散髪屋で読んだものだった。成長してからは、仕事の合間に喫茶店で読んでいた。あの頃から、ジャンプは面白かった。
最初、気になったのは禰󠄀豆子の特異な外見で、それから夢中に。最近は、漫画もアニメによってすごく楽しむ機会が多い。同時に、音楽も絶対不可欠な要素となっていて、私の好きなアーティスト、例えばL'Arc〜en〜Cielが、テーマ曲を担当する事も多くなった。
L'Arc〜en〜Cielのライブでも、「錬成」などでウェーブするのは、とても楽しくアニメ「鋼の錬金術師」は、音楽の方から出会って好きになった作品と言えるかも。音楽とアニメは、それだけ深く関係している。
そして今は、「Thunderbolt Fantasy」。
とてもドキドキワクワクさせられる人形劇だ。
この作品は最新の人形劇で、原作は、今とても人気の虚淵玄つまり日本人なんだけど、人形を製作したのは台湾。操作の仕方も台湾に昔からある布袋劇の方法でする。つまり、これは二カ国合同作品なのです。人形劇なのに、映画のように、痛快で壮大な世界がそこにある。同時に音楽もすばらしく、その世界観をよく理解しているのもわかる。

とても設定がしっかりなされていて、痛快で面白いのは、主人公の二人がとても魅力的だからだ。
そのひとり白髪の凜雪鴉(リンセツア)は、とても美しく妖しい謎の美丈夫で、とにかく周りは彼にふりまわされ、
その場に出てくるだけで、ドキドキワクワクさせられるのだ。その話術は見事で、所作は実に優美。
あまりにもチートなので、その正体を推理するのもまた楽しい。色々な意見がある。神か、はたまた仙人の類なのか。私個人の意見は、ただの普通の人。この2人の主人公は、とんでもない魔人や魔剣に対して、知識や話術、道具で立ち向かう。どんな悪も単に武力で制圧することを良しとしない。それが見事なのだ。

一期、二期ときて、待望の三期が、4月から始まる。楽しみで仕方がなく、もうドキドキワクワクしている。
この人形劇の魅力は、その声優のすばらしさにもあって、凜雪鴉(リンセツア)の声は、あの刀剣乱舞の三日月宗近の声と言えばわかるだろうか。鳥海浩輔さんの声は、三日月宗近の超天然なキャラを見事に表現していて、温かく優しくそれでいて壮絶に美しく強い刀そのものでもある。
人形なので、表現は瞬きか手足の所作くらいなんだけど、その所作から声が発せられると、途端に胡散臭く、ど外道な凜雪鴉(リンセツア)になってしまうのだ。
一期、最後の最後で彼が刀を抜いた時、誰もが驚いた。
そのチートな強さに。が、彼は言う。剣の道には飽きたと。それは所詮、不肖の殺人剣でしかないと。武力で制圧し裁くのは、つまらない事だと。この言葉に、私はドキリとした。そう刀は、所詮、武器でしかない。
原作者は、これが言いたかったんだろうな。

二期でも、凜雪鴉(リンセツア)は圧倒的な強さを見せつける。ラスボスは、あの猗窩座役の石田彰さんの声で、壮絶なまでに強く美しく圧倒的な存在感を持っていた。所作も存在感もさすがの石田彰で、特に台詞は歌舞伎のような見事さだった。なのに、なのにだ。彼は、いとも簡単に、どこの誰かも知らないのに、一発退場させてしまった。
理由も簡単だ。高笑いしているのが、かんにさわったから。つまり、八つ当たりをしたい気分だったのだ。子供のようにやんちゃで、巧みな策士それこそが、凜雪鴉だ。
ここでの、音楽も最高。妖しくも不敵な気配を感じる音楽だった。音楽は、あの澤野弘之さんなので、壮大かつ繊細な音楽が作品によくあっている。

人形と音楽の組み合わせは、意外に感じるかもだが、私が中学生の頃、ラジオから洋楽にはまり、「Queen」に巡り会った当時、テレビに洋楽の番組は皆無で、ただ唯一「ヤング・ミュージック・ショー」というのがあった。私はその貴重な番組をかじりついて見ていたのだが、そのバンドの演奏のスタジオに、大きな美しくも妖しい人形が、飾られていた。記憶は不確かだけど、辻村寿三郎さんの作品だったと思う。そのバンドは、「ユーライア・ヒープ」で、その音は初めて聴く音だったけど、人形の幻想的で不思議な存在感がとても音楽と合っていたのを、鮮明に覚えている。今でも、「Queen」の音は衝撃的で、クリスチャンとなって、地上に再び復活し、再会出来る事を信じていても、フレディ・マーキュリーの死をいまだに乗り越えられないでいる。彼の声を聴くと今だに涙が止まらない。喪失感は止まない。
新曲を、ドキドキワクワクしながら待つ事もないからだ。

そして今、人形劇にドキドキワクワクしているってのも、不思議な感じで、でも音楽も、必要不可欠な要素なのを感じている。いや、むしろ貴重で、壮大かつ繊細な音は、これからも人形劇をさらにドキドキワクワクさせてくれるに違いない。なにせその場面に凜雪鴉(リンセツア)が登場するだけで、ドキドキワクワクするんだから、楽しくてしょうがない。謎は解き明かされるだろうか。
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