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大手を振って歩く

ー主演の女と椎名林檎

さあ、今日はどんな女になろうか。

365日、20年間近く私は私であることに変わりは無い。が、毎日が違う私。私と言うただの化けの皮を被った怪物の様だ。ただの傀儡なのか。自分が自分で有るのかどうかなんて証明すらできない。幸せとは?生きる意味って?
大体、負のループに嵌るのは大いに時間を持て余している時。無駄な事を無闇矢鱈と考え続ける。泥沼に足を取られる。抜け出せずもがくが更に深く深く嵌り続ける。時間を持て余して居るのに余計な事を考え家に篭る様になる。そして溺れた様な苦しさから抜け出せずに夜も眠れなくなるのだ。
心が荒んできた証拠に、丁寧な生活とは程遠い、汚れて醜い生活を送り始める。一刻も早く現状打破を試みるも呆気なく失敗する。嗚呼、私はなんて駄目な人間なのだろうか。中々明けない夜空をぼうっと眺めながら今日も朝がきた。

私は忘れている。

人生の主演は私であると。他の事なんかどうだっていい。ようやく外に出ようと踏ん切りがつく。主演の女を聴くと少しずつ思えてくる。「貴方はあなた」であると。1度目、最後まで起き上がる力が湧く。2度目、シャワーを浴び外に出る支度を自然と始める。楽しさと自信が込み上げてくる。服装とメイクを合わせ、綺麗な私が出来上がった。外に出て、3度聴くともう、通りを大手を振って歩ける様になる。「ヤりかた次第で必ず楽しめるのよ」そうだ、忘れていた。私の行動で相手がどう思うかなんて私が決めることではない。女であることを武器にとって、自分のなりたい自分になる。それが私が唯一自信を持てる方法であると。「突き抜けたいの」自分が自分らしく生きている時、私は最強になれる。「何故ならほら人生の主役はあたし」。
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