「夢の中なんかより現実は夢に溢れている」
ネガティブをひっくり返すSKY-HIのライブの魅力
2017年5月24日
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SKY-HI HALL TOUR 2017 -WELIVE-
初日の新潟公演から地方公演をいくつか、そして5/2.5/3、SKY-HI初の日本武道館公演を観て強く感じたことがある。
"夢の中なんかより現実は夢に溢れている"
ああ、本当にそうなのかもしれない。
初めてSKY-HIのライブを観たのは数年前、深夜の心斎橋のクラブだった。
それ以降いつライブを観ても終演後には
「今日のライブが一番だった」と思うのである。
本人のコンディションがどうだったとか、セットリストがどうだったかとか、ホームであろうがアウェーであろうが関係ない。
それがどんな小箱の会場であっても、日本武道館であっても。
つい前回までのライブを回顧して、"あのライブは伝説だった、あの日を超えることはないだろう"
そう思っていてもSKY-HIのライブを観る度にやはり今日が一番だったと思ってしまう。ズルイ。
到底想像も出来ないほどに、開演前から終演後まで緻密に練られた演出、
ラップスキル、歌唱、ダンス…どこを切り取っても日々完成度を増していくエンターテイメントショーは、一瞬たりとも目を離すことができずに、まんまと引き込まれる。
SKY-HIは"和製マイケルジャクソン"なのかもしれない。
勿論それは素敵なことに違いないのだが、SKY-HIはSKY-HIでしかないわけで、彼らにしか出来ないエンターテイメントショーなのである。
彼のファンであるという贔屓目抜きにしたってこんなにも素敵なライブ、初めて観たかもしれない。
そうやって素晴らしいライブを観ても終演直後から現実に引き戻される。
大好きなミュージシャンのライブは、ともすると平凡で時に残酷な日常からの逃避なのかもしれない。
しかし、SKY-HIのライブは、特に先日まで行われていたホールツアー"WELIVE"は、終演後も確かに自分の糧になっていて、現実逃避どころか明日への活力なのだ。
ああ、また明日から仕事だ、人間関係って上手く行かない、恋愛って難しい、疲れる、疲れる…
知らず知らずのうちに、日毎に溜まっていくストレスやモヤっとした行き場の無いネガティブな気持ちは、
"夢の中なんかより 現実のほうが夢に溢れてるんだ"
そうはっきりと伝えてくれるSKY-HIによってスッとひっくり返されるのである。
しかもそれは、ライブ中も終演後も、翌日もその翌日も、この先何かに躓きそうになる時もずっと心に留まって、ネガティブになってしまう度に私の気持ちにダイレクトに響いて、大袈裟でなく味方をしてくれる。
"SKY-HI 対 複数"
ではない
"SKY-HI 対 自分"
に真っ直ぐに向かってくるのだ。
熱いリリックや言葉は、はたから見れば綺麗事に聞こえるかもしれない、しかしこんなにも響いてくるのは、SKY-HIが本当に命懸けで音楽を届けてくれているということを、初めてライブを観たあの日から、この数年間で実感しているからである。
ナナイロホリデー 目が眩むくらいに輝いて とろけそうさ
おいで 夢の中なんかより現実は Ah 歓びにあふれてる
(SKY-HI / 「ナナイロホリデー」より)
この先もきっとSKY-HIのライブを観る度にネガティブをひっくり返される。
そしてまた、その度にSKY-HIの音楽に出会えて良かったと心から思うのである。
初日の新潟公演から地方公演をいくつか、そして5/2.5/3、SKY-HI初の日本武道館公演を観て強く感じたことがある。
"夢の中なんかより現実は夢に溢れている"
ああ、本当にそうなのかもしれない。
初めてSKY-HIのライブを観たのは数年前、深夜の心斎橋のクラブだった。
それ以降いつライブを観ても終演後には
「今日のライブが一番だった」と思うのである。
本人のコンディションがどうだったとか、セットリストがどうだったかとか、ホームであろうがアウェーであろうが関係ない。
それがどんな小箱の会場であっても、日本武道館であっても。
つい前回までのライブを回顧して、"あのライブは伝説だった、あの日を超えることはないだろう"
そう思っていてもSKY-HIのライブを観る度にやはり今日が一番だったと思ってしまう。ズルイ。
到底想像も出来ないほどに、開演前から終演後まで緻密に練られた演出、
ラップスキル、歌唱、ダンス…どこを切り取っても日々完成度を増していくエンターテイメントショーは、一瞬たりとも目を離すことができずに、まんまと引き込まれる。
SKY-HIは"和製マイケルジャクソン"なのかもしれない。
勿論それは素敵なことに違いないのだが、SKY-HIはSKY-HIでしかないわけで、彼らにしか出来ないエンターテイメントショーなのである。
彼のファンであるという贔屓目抜きにしたってこんなにも素敵なライブ、初めて観たかもしれない。
そうやって素晴らしいライブを観ても終演直後から現実に引き戻される。
大好きなミュージシャンのライブは、ともすると平凡で時に残酷な日常からの逃避なのかもしれない。
しかし、SKY-HIのライブは、特に先日まで行われていたホールツアー"WELIVE"は、終演後も確かに自分の糧になっていて、現実逃避どころか明日への活力なのだ。
ああ、また明日から仕事だ、人間関係って上手く行かない、恋愛って難しい、疲れる、疲れる…
知らず知らずのうちに、日毎に溜まっていくストレスやモヤっとした行き場の無いネガティブな気持ちは、
"夢の中なんかより 現実のほうが夢に溢れてるんだ"
そうはっきりと伝えてくれるSKY-HIによってスッとひっくり返されるのである。
しかもそれは、ライブ中も終演後も、翌日もその翌日も、この先何かに躓きそうになる時もずっと心に留まって、ネガティブになってしまう度に私の気持ちにダイレクトに響いて、大袈裟でなく味方をしてくれる。
"SKY-HI 対 複数"
ではない
"SKY-HI 対 自分"
に真っ直ぐに向かってくるのだ。
熱いリリックや言葉は、はたから見れば綺麗事に聞こえるかもしれない、しかしこんなにも響いてくるのは、SKY-HIが本当に命懸けで音楽を届けてくれているということを、初めてライブを観たあの日から、この数年間で実感しているからである。
ナナイロホリデー 目が眩むくらいに輝いて とろけそうさ
おいで 夢の中なんかより現実は Ah 歓びにあふれてる
(SKY-HI / 「ナナイロホリデー」より)
この先もきっとSKY-HIのライブを観る度にネガティブをひっくり返される。
そしてまた、その度にSKY-HIの音楽に出会えて良かったと心から思うのである。
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