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私はエレファントカシマシと言うカミナリに2回打たれた

あたりまえの日々が素晴らしい日々だった

私は2回カミナリに打たれた。そう。エレファントカシマシの曲で。昔々、10代の私は良く音楽番組の収録に行っていた。あの日、誰が目当てで行ったのか良く覚えていない。円形状のステージ1番前に妹と共に陣取った私は、どんな人が出て来るのか期待でワクワクしていた。
目つきの鋭い男が一人でステージに上がった。そして雄叫びを上げる様に歌が始まった。「太陽の下 おぼろげなるまま 右往左往であくびして死ね!」エレファントカシマシの宮本浩次だ。「おめえだよ!そこのおめえだよ!」私はカミナリに打たれた。怖くてただ立ちすくんだ。あの日のヒリヒリした感覚は今でも鮮明に覚えている。この衝撃的な出逢いでエレカシにハマる事も無く時は過ぎた。
その後、何故買ったのかは覚えていないが「ココロに花を」を買って良く聞いていた。私も結婚し子供が生まれ音楽からも遠ざかっていた。TVにエレカシが出れば見る。その様な感じだった。「あの時と変わったな」「私も大人になったんだな」「良い曲だな」こうして私の心の中の瘡蓋は少しずつ剥がれて行った。去年の2月、私は又カミナリに打たれた。前回の時とは違う、良い意味で。あの日私は末っ子の小学校卒業謝恩会に向け頑張っていた。
1年間準備して来た集大成の日々だった。学校へ向かい職員室へ行くと先生方が皆、同じ方向を向いて呆然としていた。その目の先にあったのはTV。「あさってから休校」あの時の先生方の顔を私は一生忘れないだろう。共に準備して来た6年の担任の先生は声もかけられない程だった。私達は今出来る事をやろうと、必死で作業し帰宅した。娘に「あさってから学校休みになっちゃったね」そう声をかけると2人で泣いた。ちょうどその頃、スマホで良く歌を聞いていた。
「歌でも聞こうか」エレファントカシマシの「風に吹かれて」だ。「あたりまえに過ぎ行く毎日に 恐れるものなど何もなかった 本当はこれで そう 本当はこのままで 何もかも素晴らしいのに」私は又カミナリに打たれた。
当たり前に過ごして来た日々は当たり前では無く、とても素晴らしい日々だったんだ。と強く感じた。何回も、何十回も聞いていたこの曲に本当に励まされた。それからはエレカシを聞き漁る日々だ。最後に感謝を。エレファントカシマシ、宮本浩次さんありがとうございます。あの日の歌があって、今の私があります。
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