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あべ的考察アベフトシさん~あべちゃんを添えて

私が見た真の楽器弾きの姿

ここ最近、ミッシェル・ガン・エレファントに卒倒している。ネットに出ている動画を片っ端から観ては、在りし日の彼らに想いを馳せ、泣き笑いして忙しい。

そこで感じたことがある。

アベフトシさんほど、楽器を丁寧に扱う人を見たことはない。

私自身、ヴィオラ弾きの立場であるが、全楽器弾きが見習うべきであると感じた。
楽器のメンテナンス、運び方から置き方まで、あんなに愛おしそうに優しく楽器を扱う人がいるであろうか。

アベフトシの技術は神のようなものだが、その技巧は楽器の扱い方を見ていれば納得してしまうのである。
ギターを「鳴らす」ことに拘っていたと何かの記事で見かけたが、それも納得。
ギターをメンテナンスしながらとことん楽器と対話し、その日の楽器のコンディションと機嫌を熟知していたのだろう。
その上で、自分の身体のコンディションなり機材の具合(この辺は全く詳しくないです…)なりを調整しているからこそ、ギターと身体を一体化させるような、あんなに深く「鳴る」ロックンロールを奏でていたのではないかと思った。それゆえに、彼にとってギターが「鳴る」のは必然なのかと。ミッシェル解散後のアベさんの演奏も耳にすることが出来たが、演奏スタイルについて様々な考えのコメントが見られた。でも私は彼の鳴らすギターはいつどこで誰と演奏しようと、絶対に安定していると思う。楽器を知りつくすということは、そういうことだから。

思いもかけず、アベさんの楽器に対する愛情だったり尊敬だったり、自分への反省点だったり、深いことを考えてしまった…。

彼の生き様についても少しだけ。
不器用だったのかなって。
でも誰よりもミッシェル・ガン・エレファントが好きでたまらなかったのだと感じた。ドキュメンタリー中のアベさんは鬼の表情の裏にいつも微笑んでいて、素直に楽しそうで。
解散後にうまく音楽活動出来なかったのも、彼があまりにも真っ直ぐに生きていたからなのかな。
良いビジネスパートナーと出会えていたら変わっていたのかなとか、考えても考えきれないし、そもそも私が考えることではないけれど、やはり生きた彼を見たかったという気持ちが募るほど、余計なことを考えてしまう。

生き方がロック。
よく言われるけれど、彼ほどそれを体現してる人っていないのかも知れない。
目の前のものを愛して目の前のものにとことん全力で、こういう生き方している人はなかなかいないし出来ないとも思う。
アベフトシって、思った何阿僧祇倍も凄い人間なんだ。

先日、とあるきっかけでアベさんの生きた証をこの目で見て、もうこの世にいない事を受け入れたから、書きました。
今年に入ってからはミッシェル・ガン・エレファント漬けで、ほんとにほんとに色々考えました。

蛇足ですが、私のペンネームであるあべ、本名なんです。
一緒の苗字って本当に嬉しい事です。
叶うことは無いけれど、一度アベさんと話せるなら「あべちゃんって呼ばれたことありますか?」って聞きたい。
全国のあべさん、人生のうち1コミュニティでは必ずあべちゃんと呼ばれる説。
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