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薄い壁から見えた景色

さよならポエジー『THREE』を聴け

さよならポエジーが新譜を出した。
死にかけてた私を救おうとしてる。
そう感じて店着日に買った。
所謂フラゲとか言うヤツをした。
昔ながらのCDとMDどっちも聞けるコンポから
流れ出た音が私の頬を少し緩く、少し濡らした。

さよならポエジーを好きになったのは高2の時。
高校の先輩からの薦めだ。
軽音部員だったので、それなりに音を聴いていた。
然し、私の音の根底は覆された。
スっと入ってくる音が理屈じゃない何かだと感じた。
高2の時に感じた、それは、歳をとる毎に増している気がする。

私が世界一と思うさよならポエジーが新譜を出した。
さよならポエジーがインタビューされた、
2ページほどの記事のために1000円弱払う。
お金じゃない何かを見ることができる。
ボーカルのオサキさんの脳内を見ることができる。
ほんの少しだけ見ることができる。
音楽雑誌はネット社会になっても絶対に必要なものだ。

今回の新譜『THREE』では
コロナの時代のバンドマンの見てる景色が見れる。
常日頃から薄い紙をして、飛散しないように、悲惨なことを起こさぬように、生きてる。
薄い壁を通して見てるこの景色は、
何処か除け者にされてるみたいで淋しくなる。
時々、この世界に一人だけだと感じる時もある。
でも、そんな時はさよならポエジーが助けてくれる。
私のヒーローが会わずに有ってくれる。

新譜で一番好きな曲 M2.ランドマークスの歌詞を添えてみる。


遠くの街か 空白の彼方
壁を隔てて 見えない何か
描けないものを 目掛けて行く
「ずっと」っての どこにも無いだろう


この新譜を2人で聴いた。
2日後に大切な人とお別れをした。
「ずっと」ってのは、どこにも無いだろうな。
今日も私は、さよならポエジーの新譜を聴く。
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