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愛すべき男たちの歌と魂に救われた私

宮本浩次のソロ活動が出会わせてくれたエレファントカシマシの音楽

しがみつくようにしてエレファントカシマシの音楽を聴いている。
そうしないとどこかに落っこちてしまう。

不安なことばかり。
コロナのこと、いずれ起きると言われている大地震のこと。
ニュースだってそんなのばかりだ。
私はテレビを見なくなった。

そうこうしてたら、ある日の朝、落っこちて行くような感覚に襲われた。
何かに捕まらないと。
そんな時、エレファントカシマシ、宮本浩次が創ってきた音楽は、私に手を差し伸べてくれる。
私はその手を掴み、今生きているこの世界に引き戻される。
絶望に落ちようとする心を、一筋の希望へ、前へ振り向かせてくれる。
私は今、生きている。
それを思い出させてくれる。

始まりは、私がコロナに感染したことだった。
会社を休み朝から家にいたので、NHKの朝ドラ最終回を見た。
その感動の続きにそのまま、あさイチに出演していた宮本さんを見たのだった。
この人は一体。。。
見ててハラハラするけれど、楽しくて仕方なかった。

自分がまさか、コロナにかかって、職場にも子どもにも、みんなに迷惑をかけて、自分自身も未知の病気で、これから重症化するかもわからない、そんな混乱の真っ只中に見た彼の姿と歌声に私は癒やされて、楽しくて、現実の苦しみをその時だけは忘れられた。

その後苦しい2週間を経て無事に回復し、その時から怒涛の沼落ちが始まった。
宮本浩次の音楽、エレファントカシマシの軌跡、後追いで30年を超える歴史を全部知ろうとしている道半ば。

こんな格好いいロックがあったなんて全然知らなかった。
今まで気づかなくて本当にごめんなさい。
でも何となくだけど、ROMANCEというアルバムを出してくれたことで、宮本さんは、女性もリスナーとして受け入れてくれたのかな、という気がしている。

私は子どもと二人で暮らしており、役割としてはお母さんでもあり、お父さんでもある。
男達に送られたであろう歌のメッセージは私にも突き刺さる。
そして通勤の電車で、地下鉄から地上に上がる階段で、夕飯の後片付けをしている台所で、何気ない日常の中で彼の、彼らの音を聴き、ぐっと来て涙が出るのだ(電車では我慢している)。

彼らの音楽の中ではまた、女性を思う男の気持ちを歌った歌にもグッとくる。
そんなことを思ってたんだな、言葉にはしないけれども。
男心が歌を通して伝わる。

エレファントカシマシの音楽は、男達の象徴というか、魂というか。
その気持ちに共感したいような、笑ってしまうような、でもグッとくる、愛すべき音楽。愛すべき男たち。

エレファントカシマシがデビュー以来ずっと存在し続けてくれていたから、私はあの時も、今も救われている。

長らく趣味の無かった私は、最近新しい楽しみを見つけた。
一人で、思い切り歌うこと。
宮本さんになりきって、お腹の底から精一杯心を込めて歌う。
歌いながら涙が流れる。

そんな怒涛の日々を送っているうちに、私は元気になってきた。
たまに、めまいのような感覚に襲われることもある。
だけど、コロナ禍では多かれ少なかれみんなそうだと思う。

私はあの時宮本さんに出会えて本当に良かった。
若いときに出会って、一緒に大人になっていくようなファンの一人になりたかったけれど、今になって出会った意味もあるのかもしれない。
まだ聴いていない曲、見ていない写真、映像、読んでないインタビュー、記事が山のようにある。
それを今から知っていくのが楽しみだ。

これからは一生応援していくので、どうかよろしくお願いします。
一緒に幸せな未来へ!
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