4729 件掲載中
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

宮本浩次の現在・過去・未来を

2021.3.7毎日新聞朝刊記事から独り言にて

「写真日記」更新の翌日の毎日新聞の記事に目を通し、もう一度「写真日記」を読む

もちろん、いついつだって宮本浩次の話には一本筋が通っているので、多々のインタビューと重なることは多きことだが、新しき発見も見えたかな

宮本浩次の原点、昭和40年代赤羽台の団地の一室より「ROMANCE」は生まれた
『喝采』も『二人でお酒を』もこの場所から始まった
耳になじむ『流行歌』と宮本少年は、今は亡きお母さまの歌声と共に育っていった

家族4人小さな狭い部屋だったかもしれない
(わたしも小さなアパートで家族4人暮らしていたから少し共有できるかな)
もう今は存在しない少し眩しいくらいの自然の陽の射すその部屋の中に想い出を重ね

「ROMANCE」は宮本さんの眠りしタイムカプセルの蓋を開ける潤滑油の役割を果たしたのかな

1年かけて最近読み終えた
プルーストの『失われた時を求めて』よりの言葉にも重きを感じる
《中学でバンドメンバーに出会うためのある種自分の『失われた時を』を復活させる作業だったのかな》

当然わたしには見えるはずもない
その宮本さんの歴史の一部

点と点とが線となって蘇ったのだろうか
自分の人生の中の道なりを思い起こしたって大きいと思うのだが

そして

昭和の時代の香り高き高度経済成長期と言えば
うるさい程の機械の音がこだまする古い煉瓦造りの工場の建物を壊して、「団地」という新しい街が作られていったわたしの生まれ育った街をぼんやりと思い浮かべながら

同時期に宮本さんの耳に響いた赤羽の街の川のポンポン船の音、そこに運び来るこれから始まる時代と必要な荷物とガサツだが熱いエネルギーが煮え立つ下町から、ぎゅうぎゅう詰めの山手線に乗っていく煌びやかな都会の合唱団への往復を繰り返した宮本さんが見てきたもの

《あの時代は音楽もドラマも漫画も、全部輝いてみえた》

画素数とか音質とかなどのクオリティではなくて、あるもの動くもの聴こえるもの全てから

《だって、何もない廃墟から色んなものが生まれ、そこには今の我々が持っていない夢や、誇りや、家族や、もう全部あるんだよね》

そうだ、全部あった
決して豊かではなかったが

《その一つの表現として歌謡曲という豊潤な世界があった》

宮本さんは赤羽と渋谷の両極端の環境で見つめてきた一面を持つ
その歴史を語り継ぐ最たる人物だと

「芸術選奨 文部科学大臣賞」は此処に証明してくれた

新聞記事冒頭に戻る

《自分は歌によって人を楽しませることができるはずだってやみくもに信じている》
《傲慢な意味ではなく、それを証明したい》

「芸術選奨 文部科学大臣賞」は宮本浩次が歌によって人を楽しませることを此処に証明してくれた

《自分が生きている証がほしい》

そう、「芸術選奨文部科学大臣賞」は宮本さんの生きている証をここに刻んだ

いや、これからも刻んでいく

《私も何十年かけて語り継がれる歌をオリジナルで作れるといいな》

受賞前に語っていたこれからの舞台の展開が

自身のInstagram「写真日記」で受賞を受け
《ものすごいやる気が沸いてくるできごとです》

絶妙なタイミングでスイッチが入った

ソロ活動から見えてきているエレファントカシマシの原点と
「ROMANCE」から見えてきたバンドメンバーに会うまでの『失われた時を』との再会を

カバンにつめこんで、己の人生と音楽の世界に歴史を刻んでいく

そうさ、胸を張ってさ

ソロ・宮本浩次とエレファントカシマシのロック歌手・フロントマン・ギター・ボーカリスト&総合司会・宮本浩次は今日も歩み続ける

「歌手・宮本浩次」として
  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい