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記念すべき10th LiSAというアーティスト

私がLiSAを好きな理由

今や日本でLiSAというアーティストを
知らない人の方が少ないだろう。

私がLiSAと出会ったのは2017年のRISING SUN ROCK
FESTIVALであった。何となく名前だけはテレビ等で
知っていたが、パフォーマンスを見るのは初めてだった。

EARTH TENTという会場に着いた時には既にたくさんの人がLiSAの歌を聞こうと集まっており、入場制限がかかっていた。LiSAの姿を人と人の間からたまに見えるぐらいのテント脇で身を乗り出して聞くことにした。

その時の印象はとてもパフォーマンスの振り幅が広いという事だった。「だってアタシのヒーロー。」という元気チューンから始まり、「ROCK-mode」で激しい一面も見せ、「say my nameの片想い」ではサビの部分に振りがあり一緒になって踊っているファンを見てこちらまで楽しくなったのを覚えている。「オレンジサイダー」で少し切ない気分になったかと思えば「エレクトリリカル」で再び踊る。最後はLiSAの曲では珍しいバラード「シルシ」を歌い上げて終わった。

それから彼女の過去のLIVEの様子などを見漁り
すっかりLiSAッ子になった。(LiSAのファンの呼称)


彼女の魅力は数え切れないほどある。
優しくも力強くもある歌声、人間性、パフォーマンス、MC、
ファッション、形容詞で言えばかわいさ、かっこよさ、妖艶さ、
それらが共存できるのかという程色々な面を見せてくれる。

そして一見アーティストとして順調な道を歩んできたように見えるLiSAだが、時には意外な弱さもさらけ出してくれるところに親近感が湧き、さらに惹きつけられる場面がある。

以下の3曲は全てLiSAの作詞。

〈時計の針が 始まりを 知らせる 一足先に
 足早な街 見下ろして コーヒーにミルク一つ

 あっという間に変わっていく カップの中や この街で
 僕はどれだけ 人の記憶に生きていられるのだろう
 
 きっと 臆病な僕の 言い訳達が
 黒を染めて行く ミルクみたいに
 望んでいたはずの 未来を滲ませて
 いつの間にか なにも見えなくなってく
 夢も、期待も、不安とかも、全部
 詰め込んだリュック持って 飛び乗った
 電車の窓から あの日見た星達に
 誓ったこと 鮮明に今 思い出したんだ〉

「無色透明」

★「まだ何者でもない彼女が何者かになりたいと願って
 上京した際の気持ち」を歌っている。

*******************

〈たった一秒が不安で 星を指で数えた
 幸せはそっと夜空を埋めて魅せるのに

 月明かり映した 背の高い黒い影に
 飲み込まれそうで 吸い込むため息
 恐くない

 あの日響いた ゆずれない宝物が
 形のない 保証のない 幻想だったとしても
 白い吐息が 明日のお日様にも
 笑いかけられるような 歌になれたらいいのになぁ〉

 「シロイトイキ」

☆「Girls Dead Monsterとしてアーティストデビューして
 3年が経ち、色々な経験をしてきたLiSA。
 幸せを知ってしまったからこそ、それがいつか無くなっ
 てしまうのではないかという寂しさに襲われた。
 それでも自分がやっている事が、歌が、
 誰かの手を温められたらいい。信じたいという思いが
 込められている。」
★「何かを始めるまえに乗り越えた
 切ない気持ちを忘れないように
 春になる前に感じていたシロイトイキ
 best day,best way!!と胸を張って笑って言えるのは
 I'm a Rock star!!と憧れたところから始まって
 シロイトイキの切なさを超えた春だから。」

*******************

私はたまに空の星を見上げることがある。
LiSAがデビュー前から書いていたブログを一つ一つ
読み進めると、彼女も時折、夜空に浮かぶ星や月や、
曇りの空や、はたまた晴天の空を見つめながら
その時々の想いを馳せていることが感じられる。
その情景を想像してみるとLiSAとの共通点を
見つけられた気がして嬉しくなった。


LiSAの曲は数々のアニメ主題歌にも起用されている。
そうした曲を作る時彼女が心掛けていることは、
そのアニメの原作を読み込み、寄り添った内容であると
ともに自分自身の等身大な想いも投影するということだ。


〈どうしたって!
 消せない夢も 止まれない今も
 誰かのために強くなれるなら
 何度でも立ち上がれ
 世界に打ちのめされて負ける意味を知った
 紅蓮の華よ咲き誇れ! 運命を照らして〉

「アニメ鬼滅の刃/紅蓮華」

ファンの間では有名な話だが、
シングル版では〈ありがとう 悲しみよ〉
という歌詞であるのに対して、
アニメ版では〈何度でも立ち上がれ〉に変えている。

その時点でどういった結末になるかはわからないし、
成長しようとしている主人公炭治郎にはその表現はまだ
重すぎると感じたため2つの歌詞が存在する。
となると〈ありがとう 悲しみよ〉は自動的にLiSA自身の
想いを歌っていることになる。

かつて人間であった鬼も含め、全ての登場人物が悲しい過去を背負っていて、いわば"負け始まり"の物語だと感じた部分と彼女のこれまでの困難を掛け合わせそれを受け入れて力に変えるという意思の現れであると考える。

そうしたスタンスで制作されるLiSAの歌には
いつも説得力がある。
音楽に対して真摯に向き合う姿勢が伝わってくる。
筆者自身も自分の人生を考えさせられるくらいに。


昨年はアコースティックツアーから始まり、アリーナ・
ドームツアーと駆け抜けるスケジュールが組まれていたがワンマンとしては年末のオンラインライブ1公演のみとなった。

2021年はLiSAの10周年イヤーである。
今も尚、コロナ禍にある世界で
どんな景色を見にいけるだろうか。
期待しかしていない。


☆マイナビニュースより引用
★LiSAブログ「今日もいい日だっ」より引用
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