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おかえり、VIVA LA ROCK

会いたかった、伝えたかった、音楽をありがとう

最後にライブに行ったのは、2020年1月に渋谷で行われたグッドモーニングアメリカ。

VIVA LA ROCKは2年ぶり。

一年以上、ライブに行かなかったことなんかなかった。

世の中が、がらりと変わっていった。

だから、私の世界も変わることにした。

仕事、家の往復、ストレスしか溜まらない毎日だ。

何処の誰もが早くこの世界よ元に戻れと思っている。

きっとライブが終わったところで世界は変わってない。

2021年、5月2日

さいたま新都心の駅には、2年前みたいな横断幕はない。

でも、開催してるよね…?友達を待ちながらソワソワして。

バンドのTシャツやラババンをしたお客さんらしき人たちが集まってきてホッとした。

友達とは、ハルカミライの幕張ライブ以来だ。

あんなに人が集まれてたのが嘘みたいだよね笑と振り返る今までのライブのこと。

物販に並ぶのも久しぶり。何もかもが私は嬉しかった。

祭りの法被を着たスタッフ、検温を済ませてやっと会場内へ。青いスマイルマスクを受け取って、いよいよアーティスト待つステージへ向かう。

無数の椅子が並ぶ、さいたまスーパーアリーナ。

椅子に貼られたアーティストのサイン入りの貼り紙が、私たちのソーシャルディスタンスを守る。

ビバラロック…!のアナウンスからサイネージにはトップバッターのSaucy Dog。

バンドの音が身体に染み込んでいくこの感じ、久しぶり。

「こんな世の中になって、一生を添い遂げでくれる人なんかいるのかなあ、とか考えちゃいました」とVo.石原。

心温まる彼らのステージから始まった2日目。

スタンディングエリアを確保できたFOMAREへ。

床に張られたテープには整理番号とenjoy!の一言が。この一つ一つが嬉しい。

何度も何度も、「ありがとう」とVo.アマダシンスケ。声で返せないのが悔しい、私たちも心からありがとうなのに。

冬の夜、から始まるstay with meにどうしても涙、好きな曲がフロアに響くこの感じ。

あっという間に次のバンドセットへ。

indigo la End、カラフルなサーチライトが何度も行き交うフロアに心踊る。

軽やかな声色が包み込む「夏夜のマジック」は幾度となく聞いてしまう一曲と思う。

ウルトラステージを盛り上げるのはフレデリック。

オドループで会場はワッとアガる。もう今がずっとループすればいいのにと、楽しくて楽しくてしょうがなかった。

隣のステージに移る、アイナ・ジ・エンドが妖艶で演劇のようで、知らない国で踊る人形の様だった。

力強くて可愛げあるあの声、周りの人の目を奪う全て。

BiSHとは全く違う、何か。

私のこと、忘れてもいいけど消えたくなったらこの曲を思い出してくれたら、と静的情夜を最後に圧巻のライブを残した。

2年前の最後にクリープハイプを観た。

HE IS MINEで掛け声はない。

音楽に関係する全ての人へ向けたメッセージ。

Vo.尾崎世界観は話を続ける。

「色々あった時、ブログに鹿野さんが長文を書いてくれて。でも、そんなん書くな!って言って。もう俺はビバラ出ないって言ってさ、俺、子どもだったから。でも、さいたまスーパーアリーナに車停めて事務所に話に来てくれて。」

私たちが知るはずのない、音楽を纏う現実のこと。

「この先、辛くなったら、クリープハイプと散りましょう」

心に刺さる一言で、栞。


桜散る桜散る

お別れの時間がきて

「ちょっといたい もっといたい ずっといたいのにな」

うつむいてるくらいがちょうどいい

地面に咲いてる


ずっといたかったあの時間。いられなくなった今までの時間。埋めることはできなくて、取り戻すこともできない。なら、今からなのかもしれない、私たちが今ここにいること、これからのこと。

私が最後に観た、マイヘアはもう何年も前。

今日は久しぶりの再会、リハーサルなし7分間。140字のTwitterから流れてく言葉が会場に響いて、フロムナウオン。

大好きなもの、大好きなことなんですか。

今あなたの頭に浮かんだものですよ。

一対一の対話が始まる。

優しくなりたい。

そんな一言を、置いていく。新しい曲をと。

「君がいれば 僕は負けない」

強い一言が忘れられない、この歌に愛を感じる。

最後は告白、2分間じゃ足りないラスト、もっと欲しくなるマイヘアの音楽が終わると、遂にラストステージ。

開催を決めたこと、音楽で生きる人の生活を支えたということにおいて言葉を連ねるVo.渋谷。

2020年、私たちは頑張りました、自分に拍手を。

そんな言葉に、アーティストだって同じ様に生活をして、色んな壁にぶつかってる当たり前に気付かされる。

東京流星群、手を挙げるこの景色はきっと忘れられやしなくて、ずっと輝いて。シンガロングのできないこの瞬間も。

あと1時間、やりたいなあ笑
大人だからやらないけど!
またライブハウスで会いましょう。

私たちも…もう少し居たかった。伝えられないのが悔しい、たくさんの音楽をありがとうと全てのアーティスト、音楽関係の方々へ言葉を渡したい。

さよなら、絶望。

いつまでも、音楽シーンが消えませんように。

ビバラロック、ありがとう。
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