僕らはロックでできている
LACCO TOWERのつくる故郷『I ROCKS』
2017年4月28日
18
2017年4月22日・23日。わたしは、群馬県高崎市にいた。なぜなら、LACCO TOWERが主催する『I ROCKS』というフェスに参加するためである。
毎年、この時期に開催されるI ROCKS。
わたしはこの時期になると、公式アカウントにあげられるクイックレポとライブ写真、参加した人の感想のツイートなどを見ながら「行きたいなあ」と呟くのが恒例であった。
念願が叶い、今年は自分の肌でI ROCKSの空気を感じることが出来たのだ。
ワクワクとした気持ちを胸に、高速バスに乗り込む。
わたしの住む宮城県仙台市から群馬県高崎市までは7時間かかる。緊張と高揚感が混じり、なかなか眠れなかった。
高崎に着き、ぽかぽかとした春の陽気を感じながら会場へ向かう。その足は自然と早くなる。
音楽センターの中に入ると、屋外でオールスタンディングのイメージが強い大型音楽フェスと違い、椅子のあるホールだった。疲れたら座って観られるような、ゆったりとした雰囲気。
ライブがスタートすると、あっという間だった。LACCO TOWERの盟友とLACCO TOWERの背中を追うバンドが次々とステージに立つ。それぞれのバンドが、LACCO TOWERへの愛や尊敬の気持ちを、それぞれにカタチにしていた。その度にグッときた。が、やはりその日一番のステージを観せたのは主催のLACCO TOWERだった。
その日1番美しい照明と共に上がるその日1番の歓声。
vo.ケイスケさんの「楽しかったですか???」という問いかけに会場にいた誰もが大きく頷く。
「おかえり!おかえり!」とケイスケさんの、皆を歓迎するようなあたたかい声が会場を包んだ。そして、「この1年、辛かっただろう?頑張っただろう?」と優しく問いかける。心の中で自分の1年を振り返り、自然と涙がこぼれた。
このような言葉を掛けられる彼らだから、沢山のファンと沢山の盟友に愛されているのだ。もちろん、わたしもその中の1人である。
生まれ育った場所でもないし、縁もゆかりもない場所だったが、I ROCKSを境に、わたしの中で群馬という存在が“行きたい場所”から“帰って来たい場所”へと変わった。「おかえり」と言ってもらえる、「ただいま」と言うことのできる、故郷のようなあたたかい場所。
また1年、I ROCKSでの2日間を糧に様々なことを乗り越えた先で、音楽センターのドアを「ただいま!」と言いながら開けることを心待ちにしている。
毎年、この時期に開催されるI ROCKS。
わたしはこの時期になると、公式アカウントにあげられるクイックレポとライブ写真、参加した人の感想のツイートなどを見ながら「行きたいなあ」と呟くのが恒例であった。
念願が叶い、今年は自分の肌でI ROCKSの空気を感じることが出来たのだ。
ワクワクとした気持ちを胸に、高速バスに乗り込む。
わたしの住む宮城県仙台市から群馬県高崎市までは7時間かかる。緊張と高揚感が混じり、なかなか眠れなかった。
高崎に着き、ぽかぽかとした春の陽気を感じながら会場へ向かう。その足は自然と早くなる。
音楽センターの中に入ると、屋外でオールスタンディングのイメージが強い大型音楽フェスと違い、椅子のあるホールだった。疲れたら座って観られるような、ゆったりとした雰囲気。
ライブがスタートすると、あっという間だった。LACCO TOWERの盟友とLACCO TOWERの背中を追うバンドが次々とステージに立つ。それぞれのバンドが、LACCO TOWERへの愛や尊敬の気持ちを、それぞれにカタチにしていた。その度にグッときた。が、やはりその日一番のステージを観せたのは主催のLACCO TOWERだった。
その日1番美しい照明と共に上がるその日1番の歓声。
vo.ケイスケさんの「楽しかったですか???」という問いかけに会場にいた誰もが大きく頷く。
「おかえり!おかえり!」とケイスケさんの、皆を歓迎するようなあたたかい声が会場を包んだ。そして、「この1年、辛かっただろう?頑張っただろう?」と優しく問いかける。心の中で自分の1年を振り返り、自然と涙がこぼれた。
このような言葉を掛けられる彼らだから、沢山のファンと沢山の盟友に愛されているのだ。もちろん、わたしもその中の1人である。
生まれ育った場所でもないし、縁もゆかりもない場所だったが、I ROCKSを境に、わたしの中で群馬という存在が“行きたい場所”から“帰って来たい場所”へと変わった。「おかえり」と言ってもらえる、「ただいま」と言うことのできる、故郷のようなあたたかい場所。
また1年、I ROCKSでの2日間を糧に様々なことを乗り越えた先で、音楽センターのドアを「ただいま!」と言いながら開けることを心待ちにしている。
- 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
- 利用規約を必ずご確認ください。
- ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。