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銀杏BOYZのこと

「大人全滅」を聴いて思い出したこと

「さくらの唄」は、カセットテープでも、CDプレーヤーでも、MDでも、iPodでも、聴いていたような気がする。
初めてみに行ったライブはグリーン・デイで、そのオープニングアクトのトップバッターがゴイステで、1曲目は「童貞ソー・ヤング」で、さいたまスーパーアリーナで、ミネタくんはでんぐり返しをしていた。そのライブの感想を、「オフステ」に載っていたイノマーのメールアドレスに送ったら、「あれはいいライブだったやね」と返信がきた。
千葉パルコからの帰り道に「童貞ソー・ヤング」を聴いた。
「ゴリラモンスーン」には、ノースフェイスを着たミネタくんの写真が飾ってあった。
ゲリラ発売された「若者たち」を、授業の合間に走って買いに行って、更衣室で聴いた。
17才の私は、「若者たち」を聴いて、「今までみたことも触れたこともないような壮絶な次元にゴイステはいる」と書いていた。
ゴイステは解散した。
元日に渋谷に「アイデン&ティティ」をみに行って、グッズのTシャツを買った。そのTシャツを着て、学園祭で、みうらじゅんの仏像スクラップのスライドショーをみた。
ラジオで「夢で逢えたら」が流れていて、銀杏BOYZのアルバムを買った。
ミネタくんが好きだったから、ダウンタウンのテレビ番組を全部みていた。
「HEY! HEY! HEY!」で「童貞ソー・ヤング」がランクインして、その音量の大きさに、浜ちゃんが「びっくりした」と反応していた。
「ガキの使い」のハガキトークにはギリギリ間に合った。「放送室」できいていた話だったから、笑うタイミングが少し早かったことが、松ちゃんにばれたような気がした。
「峯田に美津留」にドキドキした。「HEY! HEY! HEY!」で板尾創路が「砂渡し爺」を歌っていた。
筑紫哲也のニュースで、机の上に仁王立ちになって、「心の闇を歌っている」と言われていた。
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」で「夢をあきらめないで」を歌いながら、ハナをタラシていた。
「モテキ」で満島ひかりと森山未來が「みうらじゅんの童貞ビジネスにだまされてんじゃねーよ」「峯田はブログのコメント欄なんかよんでねーよ」と怒鳴り合っていた。
パルコ劇場の「母に欲す」でギターを弾きながら歌っていた。
光のなかに立っていようと思った。
暗くて冷たい場所を通過して、明るくてあたたかい場所にいたいと思った。
「HEY! HEY! HEY!」で「生きたい」を歌っていた。
「骨」のミュージックビデオで、麻生久美子と手をつないで、イノマーを通り過ぎて、後ろには前野健太が歩いていた。
「いだてん」は1つの祭りだった。
「ふたりごと」も「オフステ」も「ストリート・ロック・ファイル」も「バリヤバ」も茶ばんでいる。「ギンナン・ショック」や「恋と退屈」や「音楽と人」や「クイック・ジャパン」や「ぴあ」はまだ白い。
15才の私は、30才以上を信じるななんて思っていなかったし、35才の私は、大人が全滅したとは思っていない。
そんな20年。
15才の私は35才の私を信じている。
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