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弾き語りライブから見えた新しい音楽の楽しみ方

星野源というVIRUSの伝播

「このライブの最前列は、ラジオの前でございます」

火曜深夜。いつものラジオブースがライブ会場になった。
全体の進行役として飯尾和樹さん(ずん)、演奏としてハマ・オカモトさん(OKAMOTO'S)を迎え、
「2時間生演奏!星野源 弾き語りライブ in いつものラジオブース!」
が開演されたのだ。
今年は密を避けるため、沢山のバンドメンバーをブースに入れることが出来ず、歌とギター、ベースのみのライブ。
どんな感じになるのか、全く予想が出来なかった。


いつものようにイヤホンで聴き始める。
いつものラジオブースが一気にライブ会場になる。

歌う前の息を吸う音
チューニングの音
「ワンツースリーフォー」のカウントの声
ギターとベースの重なり
源さんとハマくんのハモリ

この全てが耳元で聴こえ、最前列どころか隣で歌っているかのような、不思議な感覚になり、気分も最高潮だった。


今回のセットリストの中には「恋」「桜の森」「Pop Virus」という、POPな曲も含まれていた。この3曲の弾き語りは最高だった。
3曲ともに、曲のイメージが大きく変わるアレンジになっていて、中でもPop Virusは聴いていて鳥肌がたった。
音楽の始まりや広がりを「良いウイルス」だと例え、曲を作ったと話してくれた源さん。
語りかけるような「刻む 一拍の永遠を」の歌詞が、私のこころのスカスカした部分に、じんわりと沁みいってきた。
(歌詞はPop Virusより引用)


「歌詞をゆっくり聴いてください」

恋 を歌う前、源さんは言った。ライブだと、歌う姿やたくさんの音に視点が分散してしまって、沢山の情報で、今まで自分がいかに歌詞をじっくり聴いていなかったか…1つ1つの音の素晴らしさを聴こうとしていなかったか…その一言でハッと気付いた。


ラジオという電波を通して伝わってきた、源さんの「届けたい」想い。
最前列で「受け取るぞ」という私たちの気迫。
それが合致した最高の空間(時間)だった。

本当は、ライブ会場で生音を浴びたい。
それが容易に出来ない状況になってしまった今、新しい音楽の楽しみ方を源さんが教えてくれた。
源さんの音楽や、音楽の楽しみ方が「良いVIRUS」となって、沢山の人に届いて欲しいなぁと心から思った。
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