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a crowd of rebellionがもたらした影響

【Zealot Cityの発売とその先の未来】

それぞれ、大好きなアーティストさんがいると思う。
好きなアーティストは?と聞かれると最初に出てくる、それが彼らである。

a crowd of rebellion がとてつもなく好きだ!!!!!!!


友人から勧められ初めて聞いた時思わず「ボーカル、女の人?」と聞いてしまい「男の人!!」と訂正された。
これはリベリオンを初めて聞いた人あるあるなのではないかと思う。そのくらい美しく、男性だと知った今もたまに信じられなくなる。ちょっとだけ。
その声で惚れてしまい、今に至る。

ただ聞いて好きでいるアーティストさんは山ほどいる。だが今回は違った。
彼らの地元である新潟県に足を運び、“Smells Like Unknown”という楽曲のMV撮影地を見に行くほど好きになった。
新潟の海で見るMVは普段の何倍も特別に思え、感動し、想いを一層募らせた。
ここまでするほど好きになるとは思いもしなかった。ただ、どうしても行きたくなったのだ。


美しいクリーンボイスと心に突き刺さるような叫び。
聴く人の感情を揺さぶる魂のこもったライブでのパフォーマンス。
ギター、ベース、ドラムの演奏力の高さ。
そしてMC力。かっこいいだけではなく、ユーモアがあり面白い。
見ていてついついにやけてしまう、仲の良さ。
こんなに激しい曲を作っているにも関わらずギャップが素敵すぎる、そんな人たちだと感じている。
喜怒哀楽どんな時も彼らの楽曲に助けられ、生きている。


昨年11月11日、ボーカル2人の喉の手術を経て、アルバムを発売した。
タイトルは「Zealot City」
初回限定盤も合わせると全19曲の超大作である。
こんなに盛り込んだものを届けてもらえるなんて幸せはないのだが、同時に悲しい出来事もあった。

ベースの高井さんの脱退である。
衝撃でしかなかった。公式HPに発表されたコメントを読んで、受け入れるまでに時間がかかった。
でも今は、最後の最後まで5人のa crowd of rebellionを応援し続けること、3月以降の4人と高井さんをそれぞれ応援し続けることを心に誓っている。
悲しいが、それがファンとして高井さんにできる最後のお礼だと思った。


今回のアルバムタイトルは「狂信者の街」という意味であり、楽曲それぞれが街の住人のようになっている。
そのため、多方面から彼らの魅力を感じることができ、初めて聴く方にもa crowd of rebellionというバンドが作る世界観・魅力をより知ってもらえるのではないかと感じた。
その中の楽曲を一部抜粋して紹介したい。


“Meteor”
アルバム1曲目の楽曲である。度肝を抜かれた。
これまでのアルバムではインストから始まるものが多く、その方向性から来るのではと予測していたからだ。
一発目の息継ぎの音。鳥肌が立った。実際にライブでマイク越しに聴いているような、そんな錯覚に陥る。
その後の歌い出しの歌詞の内容に痺れてしまった。
<世界の終わりが始まったそうださぁ人間再開>

攻撃的且つ前向きだが、闇や絶望を知っている人の言葉に感じた。
今の時代に目を背けている自分自身を振り向かせるような、そんな気がして惹きつけられた。


“無罪者”
アルバム発売より前にMVが公開された楽曲。赤と白を基調とした美しいMVとなっている。
ダンサーさんの表現力もさることながら動物(犬やアルマジロ)が可愛い。また、マスクを付けている部分も現代の状況を引用していて興味深い。
初回限定盤では各パートのスポットMVも見ることができ、色々な方向から楽しむことができる。
MVが発表された日に2時間近く聴き続けていた。物凄い中毒性を持っている。
特にギターのリフがかっこいいので、是非聞いてもらいたい。


“BLESS BY BLUE”
ボーカル宮田さんの語りと叫びの曲。
定期的に刻まれる音が心臓の音のようにも感じられた。


“Stick VS MADDOG”
疾走感溢れる始まりと力強さ。
サビ前の<ハイ、撮リマース>を聞いたときは衝撃的で一旦巻き戻した。感情を爆発させてくれるような歌詞、思わず口ずさんでしまう合いの手が癖になる。
声が出せるようになったら、密になれるようになったら、ライブで声を出し、もみくちゃになって楽しみたい、いや、絶対に楽しんでみせる。


“〔←REDO.〕”
美しい音から始まる、通常盤では一番最後の楽曲。
<心なき 命もなき 神様
 貴方は言う「生きなさい」って
 どう生きたらいいかわからぬ僕に>
この歌詞の後のサビが震えるほど沁みる。
倒置法を用いているのかもしれないが、言葉の魅力が増し、生きるという言葉の重さと「僕」の感情の震えを強調しているように感じた。
ラスサビへの変化で明るい未来が見えるような、そんな感覚にも陥った。


“The Crow”
“REBELLIOUS BEHAVIOR”
“A Malice Of Rider”
上記は初回限定盤に入っている再レコーディングされた3曲である。メジャーデビューシングルの「The Crow」に収録されているものと同じだが、これがまた凄く良い。
ライブ用の機材で録音した、とインタビューで答えているのを読んだのだが、彼らのライブに飢え待ち望んでいる聞き手からしたら幸せすぎて小躍りしてしまうレベルである。
再生した瞬間から、愛しい、という気持ちが爆発してしまう程、心が幸せに包まれた。
このアルバムと出会うために今日まで頑張って来たのではないかと感じる程だ。大袈裟に思われるかもしれないが、いたって真面目である。

今まで楽曲を愛しいと思うことはなかったが、このアルバムにおいてはそれが一番しっくりくる言葉だと思っている。
ライブのできない期間、ひたすらに楽曲を産み続けてくれたこと。
聞き手をZealot Cityの物語の中へ連れて行ってくれること。
苦しさ、辛さに寄り添い、這い上がる力をくれること。
新型コロナウイルスが広まっているこの世界で、日常が変わっていく不安と戦っている人々に力を与えてくれていること。

無理にプラスの言葉で励まそうとしない。
寄り添える音楽。
それがa crowd of rebellionの良さではないかと考えている。


勿論、曲に対する感じ方や想いは人それぞれであり、記載した内容以上に感じている聞き手の方も数多くいると思う。
「めっちゃかっこいい」とか「なんかすごく好き」というふわっとした言葉を文章にするのは大の苦手だが、彼らのことを知るきっかけをくれた友人のように、私も誰かに彼らを知るきっかけを与えられたら嬉しい。
そしてほかにも沢山ある彼らの楽曲を聞いてみて欲しい。いつかライブに来て生で見て欲しい。


これから先、どんな世界を見せてくれるのか楽しみで仕方ない。


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※<>内は歌詞、“”内は曲名を示す。
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