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止まない雨はないと信じて

BUMP OF CHICKENの音楽が、常に、隣に。

時の流れは早いもので、コロナウイルスだ、自粛だ、緊急事態宣言だ、と繰り返されて早1年が過ぎた。
そして、気づけば、私はもう20歳、成人になるらしい。
もちろん、この状況の中で、やりたいことのほとんど、いや全てと言っても過言ではないくらい、それらができずに20歳、つまり大人の仲間入りをしてしまうと思うと、少し残念でもあり、何より不安である。
それはつまり、10代といういわば青春ど真ん中の、19歳という最終ページが空白で終わろうとしているからだ。
私には1年前、このような展望があった。
はじめに、大学生活。
本来であれば、大学に通い、地元とは離れた、新たな環境での生活がスタートしていたかもしれない。
しかし、この未曾有の事態に、大学には通うことができず、新たな環境とは、皮肉と言わんばかりのオンライン化の生活がスタートした。
はじめは、慣れずに色々なことでストレスになっていたが、今では慣れすぎて、逆に怖いくらいである。
仮に、この先、対面授業が始まったとして、それはそれでまた慣れず、苦労するのだと思うと、非常に遣る瀬無い気持ちでもある。
それでも、いつかいつかと願い込めて待っている。

次に、やりたいこと。
正直、こちらには、大きな希望を抱いていた。
なぜなら、私のイメージでは、大学生とは割と隙間時間が多く取れることを知っていたからだ。
そこで、本来ではあれば、私は大好きなBUMP OF CHICKENのLiveに行きたかった。(ちなみに、昨年のこの時期に、バンドからのツアーの発表はない)
いつものように、朝早くから物販に並び、夜にはそれらを装備し、いざ出陣。
光溢れる異世界で、声を上げる。
人生最高の瞬間の一つである。
しかし、それも幻想とともに消えていった。
それから、バンドは今に至るまで通常のライブはもちろんのこと、一時期流行りつつあった、オンラインライブの発表もなかった。
しかし、これに関してはそこまで残念ではない。
その分、昨年は1年越しに”BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark TOKYO DOME”のDVDが発売されたからである。
昨年、その映像作品を見た時、率直に思ったことは、ライブに対する憧れだった。
映像作品には、観客の姿も映る。
今では考えられないことが、1年前では可能だったことがなんとも懐かしく、同時に切なくもあったのだ。
だから、早くドームいっぱいの、ライブをしたいという憧れが胸をぎゅーと締め付けた。
ちなみに、昨年のこの時期にはすでに、アルバイトをしていた。
その時は、お金を貯めて、それこそライブやらフェスやらに、使おうと思っていた。
しかし、それの出費もなく、ただただお金は貯まる一方である。
いつかライブやフェスが本来の形で姿を取り戻したら、その時はこの貯まったお金と、この溜まった鬱憤を同時にぶつけたいと思う。
展望はざっくりいうと、こんな感じだ。
本当ならもっとあったかもしれないが、もう今では思い出せない。きっと時間の経過とともに、忘れていってしまった。
生活だけではなく、脳内も自粛してしまったと思うと、それはそれは危険である。
だから、考えることを決してやめない。
中途半端に生きることをしない。
この一年で少なからず気づいたこと。
けれども、それじゃ疲れてしまう。
そしたら、少し休もう。
だって、BUMP OF CHICKENの楽曲に、
こんな歌があるから。


疲れたら ちょっとさ そこに座って話そうか
いつだって 僕らは 休む間も無く さまよった

-メロディーフラッグ


楽曲”メロディーフラッグ”の冒頭の歌詞である。
私は考える。
これが冒頭から耳に入る意味を。
疲れた時に音楽を聴いて、はじめからこのように呟かれたら、なんだか張り詰めた空間に一息つけると。
そして、次に向かって強くなれると。
BUMP OF CHICKENの楽曲は歌詞がとてもグッとくることは言うまでもないが、私は特に、冒頭の歌詞がとても印象的で、いつも寄り添ってくれると思う。
例えば、こちらはBUMP OF CHICKEN の楽曲”Aurora”の冒頭の歌詞である。


もうきっと多分大丈夫 どこが痛いか分かったからね
自分で涙拾えたら いつか魔法に変えられる

-Aurora


こうやって、寄り添ってくれる音楽が側にいること。
そしてその側にいる音楽が大好きなこと。
私にとって人生の最大のアドバンテージでもあるのかなと。
これからがどうなるかはさておき、とにかく大丈夫と自分に言い聞かせて、進んでいく。
そしたら、私が持つ展望も、きっときっと素晴らしい形で迎えられるのではないかと、誠に勝手ながら夢抱いている。
望んだ形で、20歳を迎えることはできなかったけど、できる範囲内でやれることはやった。
あとは信じて待つだけだ!
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